陸上男子100メートル日本記録保持者・山縣亮太が五輪出場を断念 右脚の違和感続くも「ここで引退するわけではない」
陸上男子100メートルで日本記録保持者の山縣亮太(31)=セイコー=が16日、オンラインで取材に応じ、パリ五輪イヤーとなる今季、右脚の違和感が続くことから、4大会連続の五輪出場を断念すると発表した。日本選手権を含む6月末までの大会出場を見送る方針で「非常に残念で喪失感も大きい」と悲痛な心境を明かした。 今後は治療に努める方針。来年は東京で世界選手権が開催され「ここで引退するわけではない。状態次第だが2025年に全てを出し切って終わりたい」と、集大成を見据えた。