反則タックル問題で日大選手が会見(全文3完)償いの一歩としてこの場にいる
最初に反則をしたプレーで審判の笛は聞こえていたのか
TOKYO MX:『TOKYO MX NEWS』の有馬と申します。1つだけ。試合当日5月6日、どういう形であれ、あなたはグラウンドに立ったわけですが、最初に反則をしたプレーで審判の笛は聞こえていましたか。 宮川:審判の笛。 TOKYO MX:審判が吹いた笛の音は耳に入っていましたか。 宮川:もう投げ終わったということは気付いていました。 TOKYO MX:プレーが終わったということは認識していた。 宮川:はい。 TOKYO MX:分かりました。ありがとうございます。 司会:じゃあそちらの。はい、そちらの方、どうぞ。
危険なプレーを終えた直後の気持ちとは?
TBS:TBSの藤森祥平と申します。よろしくお願いします。あの危険なプレー、1プレー目が終わった直後の気持ちを少し振り返ってください。どんな思いだったんでしょうか。 宮川:何かを考えられるような状況ではなかったです。 TBS:そして交代のあと、テントの中で涙をしていた、あのとき。優し過ぎるから駄目なんだと言われて、その言われた言葉をどのように受け止めましたか。 宮川:すいません、そのときはあんまり考えられていません。 TBS:分かりました。ありがとうございます。 司会:それでは、はい。じゃあ一番前の方。いや、そっちの、その方です。はい、あなた。
コーチの指示は監督の指示そのものなのか
日本テレビ:日本テレビの【キクチ 00:56:47】と申します。よろしくお願いいたします。ご本人がこうやってきちんと説明をしている中で、いまだに内田監督、それから日本大学がきちんと真実について説明をしていない、そういう態度についてどういうふうに感じていらっしゃいますか。 宮川:いや、自分がやってしまったことなので、監督・コーチ陣をどうこう言うことではないですけども、償いの一歩として真実を話さないといけないのではないかなと思って、この場にいます。 日本テレビ:その意味で言うと、内田監督や日本大学は関学の被害者の選手に対して、誠意ある謝罪をしようという、そういう気持ちは感じられないですか。 宮川:それも僕のほうから言うことではないと思います。 日本テレビ:もう1つだけ、すみません。今回井上コーチからあった1プレー目でクオーターバックをつぶせという指示なんですけれども、日大アメフト部では通常そういう具体的な指示っていうのは、通常あるものなのか、それとも今回は特別具体的にあなたに指示があったのか、どちらでしょうか。 宮川:特別ですね。 日本テレビ:なぜ今まで、去年も甲子園ボウルで活躍されてますけれども、5月3日以降から突然そういうプレッシャーが強くなったのか、それとも入学したときからずっとそういうプレッシャーはあったのか、どちらですか。 宮川:突然ですね。 日本テレビ:その理由についてはどう思われますか。 宮川:やる気が感じられないとか、闘志が感じられないというふうに監督・コーチから言われていたので、そういう理由だったのかなと思います。 日本テレビ:そのご本人が感じるやる気がないように見えるというのは、自分自身何か要因があったんですか。 宮川:それは分からないです、自分には。 日本テレビ:本当にごめんなさい。最後に、内田監督というのは具体的な指示というのは全て井上コーチだったり、コーチを通じて選手にするものですか。 宮川:その場合が多いです。 日本テレビ:今回のケースも、じゃあそもそもの指示というのは、じゃあ内田監督からの指示だというふうに認識していいですか。 宮川:僕はそう認識してました。 日本テレビ:ありがとうございました。 司会:時間が迫ってますので、あと1問か2問ですか。じゃあそちらの女性の方、黄色いセーターの。はい。