反則タックル問題で日大選手が会見(全文3完)償いの一歩としてこの場にいる
今回の件で一番ご自身として勉強になったことは?
テレビ東京:こんにちは、テレビ東京「ゆうがたサテライト」の池谷と申します。まだお若くてこれから先の人生長いと思うんですが、今回の件で一番ご自身として勉強になったことってどういうことですか。 宮川:少し考えれば、自分がやったことが間違っているというのを前もって判断できたと思うので、そういう部分で自分の意思というのを強く持つことが今後、重要だと思いました。 テレビ東京:ありがとうございます。 司会:はい、どうぞ。では、そこの女性の方。
あのとき違反行為をしないという選択肢はあったか
テレビ朝日:テレビ朝日『モーニングショー』の岡安です。よろしくお願いします。先ほど弱さというふうにおっしゃっておりましたけれども、今、振り返って、あらためて振り返って、あのときあなたに違反行為をしないという選択肢はありましたか。 宮川:あのときの自分はそういうことは考えられませんでした。 テレビ朝日:それはどうしてでしょうか。 宮川:もう3日前、というかその1週間で追い詰められていたので、やらないという選択肢はない状態になっていました。 テレビ朝日:じゃあもうあのとき今、思ってもやっていたということになるわけですね。 西畠:すいません、今の質問、仮定の質問なので、ちょっとよろしいですかね。 テレビ朝日:ありがとうございました。 司会:はい。じゃあそちらの方。
追い詰められた状況のあの指示、そうした指導についてどう思うか
フジテレビ:フジテレビ「グッディ!」の広瀬と申します。今日はありがとうございます。ご自身で指示があったとしても、それを従わなければ良かった、私の責任ですとは、おっしゃりますが、ただ追い詰められた状況であの指示が出された。非常に酷な状況だとは思います。そういった指導というものの在り方について、今後アメフットをやられる後輩たちもいますが、そういった状況、環境、そしてそういった指導については、どのように考えますでしょうか。 宮川:指導については僕が言える立場ではないので、同じようなことが起きないことを願います。 フジテレビ:ただ今日、会見に臨んでくださるような、そんな強い意思が持たれている方が断れない状況になっているということは、これはまた繰り返されてしまう可能性もあるという意味もあって、ここで伝えておかなければならないメッセージというのもお持ちかと思うんですが、そういった点はいかがでしょうか。 宮川:自分の意思に反するようなことはフットボールにかかわらずですけども、全てにおいてするべきじゃないなと思います。 フジテレビ:指導する側に求めるものもあると思いますが、いかがでしょうか。 宮川:指導する側、先ほどから言っているとおり、僕がどうこう言うことではないと思っています。 フジテレビ:ありがとうございました。 司会:はい、どうぞ。じゃあ一番後ろの方、いや、あなたです。