反則タックル問題で日大選手が会見(全文3完)償いの一歩としてこの場にいる
アメリカンフットボールの日本大学と関西学院大学による定期戦で、関学大選手が悪質なタックルでけがをした問題で、この反則行為をした日大選手が22日午後2時45分から、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見した。 この問題をめぐっては、17日に関学大が会見し、日大監督の被害選手への謝罪と監督指示の有無について再確認を求めた。19日には日大の内田正人監督が関学大側に謝罪し、監督辞任を表明したが、反則行為が監督の指示かについては「文書で回答する」などと答えなかった。 21日には、けがをした関学大選手側が警察に被害届を提出。父親が会見し「加害選手がなぜあそこまで追い込まれたのか。真実を聞きたい」と述べた。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】アメフト反則タックル問題で日大選手が記者会見 」に対応しております。
試合当時の整列時にコーチから「できませんでしたじゃ済まされないぞ、分かってるな」と声を掛けられた
司会:じゃあ続きまして、じゃあ真ん中のそちらの方。いや、あなたです。 CBC:「ゴゴスマ」の奥平と申します。幾つか事実確認です。当日のまさにその試合のとき、整列のときにコーチからできませんでしたじゃ済まされないぞ、分かってるな、こう声を掛けられたということですか。 宮川:はい。 CBC:これはコーチからの念押しというふうに捉えてよろしいんでしょうか。 宮川:はい、そうだと思います。 CBC:そのコーチは、例えばいつもそういったことを言ってくるような人物なんでしょうか。 宮川:このような状況がめったにあることではないのでそれは分からないです。 CBC:ただその声をほかにも聞いている選手がいたということですか。 宮川:整列をしているときなので隣の選手に聞こえていたかもしれないですけど、はっきり聞こえていたかどうかは分からないです。 CBC:あとそのプレーのあとも、試合のあとも含めまして口止めなどのそうした行為というのは感じられたことは。 宮川:口止めというのはないです。 CBC:今回の会見について、もしかしたら代理人の先生に伺えればいいかもしれませんが、この会見自体は例えば日大側の本部なのか運動部なのか監督、コーチ、どこまで今知り得て把握されているんでしょうか。この状況というのは。 西畠:それは私のほうから。きのう事情聴取を大学本部のほうで受けたときに、極めて近い将来に事実についてお話をする機会を設けさせていただくつもりでおりますということは申し上げました。その時点ではまだ会場は決まってなかったんですが、昨日の夜の時点で公表いたしましたので、それについては当然ご存じのはずだというふうに考えています。それから大学側の窓口になっていただいている事務方の方には、会見を開くということは明確に伝わっています。 CBC:今後、自身が監督やコーチと会う機会というのは設けられているんでしょうか。その予定はありますか。 西畠:それは私のほうからお答えしたほうがよろしいでしょうか。実はきのう大学当局、大学総務部でお話をしたあとに、代理人の弁護士さんとおっしゃる方から接触がありました。それは先ほど申し上げたとおりでございます。そのときに事情を聞きたいというふうにおっしゃっていたのは、あくまで部下が頼まれた代理人として聞きたいということでしたので、接触があったのはそれだけでございます。ですから監督とかコーチから何かを聞きたい、事実について聞きたい、あるいはなぜそういうことをしたのかをきちんと聞きたいというような話は、今までただの一度もありません。 CBC:ご自身、あと1個だけすみません。退部届を出してまだそれは受理されていない。そういう状況になるんでしょうかね。 宮川:退部届というものはあるのか分からないですけど、退部の意思は伝えています。最初から。 CBC:すいません。新監督も含めて新たないわゆるチーム、マネジメント側ができる可能性もあるということなんですけれども、その新たなチームそしてメンバーに対して何か一言あればお願いできますか。 宮川:それは僕のほうから言うことではないと思うので、すみません。 CBC:ありがとうございました。 司会:時間が迫ってきましたので質問は1人1つにしてください。じゃあ奥の方。あなたです。