【陸上】オリコにやり投・武本紗栄が来年1月入社 22年オレゴン世界選手権代表「夢に向かって日々精進」
オリエントコーポレーション(東京都千代田区、以下オリコ)は12月18日、女子やり投の武本紗栄が来年1月1日付で入社すると発表した。 40歳・岡本直己が来年1月で引退へ 都道府県駅伝通算134人抜き、マラソンでも活躍 25歳の武本は兵庫県出身。市尼崎高では2017年インターハイに優勝している。大体大時代は21年に日本歴代4位、学生歴代2位の62m39をマーク。同年の日本インカレを制した。 翌22年からは佐賀県スポーツ協会(Team SSP)に所属。日本選手権では前年に続き2年連続の3位を占める。オレゴン世界選手権に出場すると、予選を通過し決勝では11位だった。23年は杭州アジア大会で6位に入っている。 今季は日本選手権で過去最高位の2位。所属先の開催地となった佐賀国民スポーツ大会でも2位に入っていた。 オリコには、女子三段跳の日本記録保持者でパリ五輪代表の森本麻里子、男子短距離の宇野勝翔、男子円盤投の米沢茂友樹、女子ハンマー投の勝山眸美、女子走幅跳の嶺村優、男子十種競技の森口諒也が在籍しており、武本の入社で陸上競技部の部員は7名となる。 武本はオリコを通じて「この度、株式会社オリエントコーポレーションに入社し、競技を続けられる環境をいただいたことに感謝しています。“その夢の、一歩先へ Open the Future with You”というパーパスを胸に、私自身の夢に向かって日々精進してまいります」とコメントした。 オリコでのアスリート社員は競技と並行し、社員として健康増進を目的とした社内イベントの企画運営や、情報発信によるインナーコミュニケーション活性化、また地域のスポーツフェアに参加するなど、地域社会への貢献にも取り組んでいる。
月陸編集部