奥能登の大動脈・国道249号が全線通行可能に 復興へはずみに
能登半島地震で大きな被害を受け、復旧工事が進められていた奥能登の国道249号で、通行止めとなっていた最後の区間が27日午後開通しました。 【写真を見る】奥能登の大動脈・国道249号が全線通行可能に 復興へはずみに 開通したのは、国道249号の石川県珠洲市真浦町と仁江町を結ぶ全長1.7キロの区間です。 道路の幅は1車線分の5メートル、車の待避所も複数設けられ当面は緊急車両と地元住民のみに通行が制限されます 道路を利用した人「そろそろ1年ですからね。長く待ちました」「楽になりますね。今まで1時間以上かかってたのが30分ちょっとで行かれるんじゃないですかね」 輪島市門前町と珠洲市を結ぶ全長53キロの国道249号は能登半島地震で大規模な復旧が必要となり、国の権限代行により整備が進められてきました。 北陸地方整備局・南谷達也マネージャー「今後、この区間の前後の区間まだまだ本復旧の工事残ってますので、そういった所を推進していければと思っている」 震災発生から1年を前に、奥能登を結ぶ大動脈の全線開通によって復旧・復興の更なる弾みとなりそうです。
北陸放送