リリー・フランキーが朝ドラ「おむすび」の語り担当、音楽はアニメ「東リべ」の堤博明
リリー・フランキーが、2024年度後期の連続テレビ小説「おむすび」の語りを担当することが明らかに。音楽を作編曲家・ギタリストの堤博明が手がけることもわかった。 【画像】リリー・フランキーが出演するNetflix「地面師たち」のキャラ相関図 本作は、平成時代に“ギャル文化”と出会った米田結が栄養士の道へ進み、縁・時代・人など“目には見えない大切なもの”を結んでいく物語。橋本環奈が結を演じる。 リリーは、本作の時代背景について「あの頃は、大きな喪失感に包まれていました。でも、それと同じくらいの優しさや、人々の繋がり、そして文化も生まれていたのです」と述べ「その時代を丁寧に見つめ、紡いだこのドラマに敬意を表するとともに、参加できますことを誇りに思います」と語る。アニメ「東京リベンジャーズ」シリーズや「劇場版 呪術廻戦0」などで知られる堤は「『おむすび』の音楽には、自分がリアルに体感してきた“平成”のできごと、生きる中でたくさんの人が与えてくれた優しさや経験を栄養素のようにたっぷりと盛り込んでいます」とこだわりに言及した。 また、土曜版のナレーションはNHKアナウンサー・高瀬耕造が担当することが決定。2023年度後期の「ブギウギ」に続く朝ドラへの参加となった高瀬は「“BK 朝ドラ”(大阪局制作の連続テレビ小説)に2年連続で関われることの喜びをかみしめています」「橋本さん演じる結が激動の平成をどう生きていくのか、あの頃の自分を重ね合わせながらご覧下さい」と語った。制作統括・宇佐川隆史のコメントは下記の通り。 「おむすび」は9月30日よりNHK総合ほかでオンエア。 ■ リリー・フランキー コメント あの頃は、大きな喪失感に包まれていました。 でも、それと同じくらいの優しさや、人々の繋がり、そして文化も生まれていたのです。その時代を丁寧に見つめ、紡いだこのドラマに敬意を表するとともに、参加できますことを誇りに思います。 ■ 堤博明 コメント 「おむすび」の音楽には、自分がリアルに体感してきた“平成”のできごと、生きる中でたくさんの人が与えてくれた優しさや経験を栄養素のようにたっぷりと盛り込んでいます。 結たちの人生の様々な場面に寄り添いながら、人と人との縁を結んで一緒に成長していく。 そんな生き生きとした息づかいが感じられる音楽のかたちを目指し、視聴者の皆さまに毎朝元気をお届けできるよう、音楽チームも楽しみながら全力で制作していきます。 ■ 高瀬耕造 コメント “BK 朝ドラ”(大阪局制作の連続テレビ小説)に2年連続で関われることの喜びをかみしめています。橋本環奈さんと紅白歌合戦でご一緒した際「大阪でお待ちしています」とお伝えしていましたので、再会できて本当にうれしかったです。橋本さん演じる結が激動の平成をどう生きていくのか、あの頃の自分を重ね合わせながらご覧下さい。 ■ 宇佐川隆史(制作統括)コメント このたび、連続テレビ小説「おむすび」の語りをリリー・フランキーさん、そして音楽を堤博明さんにご担当いただくことになりました。お二人が生み出す“音”が、この作品に新たな風を吹き込んでくださることを、心から嬉しく思います。 「平成を語るひと」そう考えた時、真っ先に思い浮かんだ方がリリー・フランキーさんでした。リリーさんの温りと人間味あふれる語り口は、平成を背景にした「おむすび」の物語に、より一層の親しみや感動を与えてくれると確信しています。 また、本作の音楽を手掛けてくださる堤博明さんは、映画「劇場版 呪術廻戦0」やアニメ「東京リベンジャーズ」など、数々の話題作でその卓越した音楽センスを発揮されてきました。堤さんもまた、平成という時代を共に歩んでこられた方であり、その音楽には、同世代ならではの感性や時代の空気感が凝縮されています。主人公・米田結の成長と冒険を彩り、視聴者の皆さんの心に強く響くと思います。 そして「ブギウギ」に続き、「おむすび」でも高瀬アナウンサーが参加。昭和から平成へ――朝ドラを愛する高瀬アナの声が、土曜日の朝を優しく飾ります。