「PSが進むにつれ…」大谷翔平、高すぎる期待が大きなプレッシャーに!?「ドジャースは並外れた才能に頼っている」
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は14日(日本時間15日)、ニューヨーク・メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ第2戦で「1番・指名打者(DH)」として先発出場を果たしたが、2試合ぶりの無安打に終わっている。スペイン紙『マルカ』は、同選手に向けられる信じられないほどの期待が、大きなプレッシャーになっているとの見解を示した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 大谷は初回の第1打席で空振り三振を喫すると、3回の第2打席も見逃し三振に終わる。5回の第3打席もヒットを打てず、7回と9回の打席では四球を選んで出塁するが、いずれも後が続かなかった。メッツのフランシスコ・リンドーア内野手にホームランに打たれるなど失点を重ね、ドジャースは3-7の敗戦を喫している。 同紙は、大谷が第1戦で盗塁失敗した場面を含め、レギュラーシーズンではあまり見られなかったシーンに注目し「ドジャースがポストシーズンで躍進する中、注目は7億ドルという驚異的な契約で前例のない期待を集めている大谷に注がれている。怪我で投球ができないにもかかわらず、大谷の並外れた打撃力はファンの期待を裏切らない。しかし、ドジャース対サンディエゴ・パドレスの地区シリーズで短期間の不調を経験した後、彼を取り巻くプレッシャーは明らかだ」とし、寄せられる期待が大きなプレッシャーになっていると報じた。 実際、大谷の活躍がドジャースの勝敗に深く関係している。同紙はタイトルに「ドジャースのスター・大谷に7億ドルのプレッシャー。信じられないほどの期待に直面」とつけ、「ポストシーズンが進むにつれ、ドジャースは引き続き大谷の並外れた才能に頼っている。彼のパフォーマンスにかかわる大きな賭けは、チームの成功に影響を与えている」と伝えた。
ベースボールチャンネル編集部