「ランドローバー ディスカバリーD350」350馬力ディーゼルエンジンとともにディスカバリーの35年周年特別仕様車が登場!
ディスカバリーはオフロードでも優れた走破性を発揮
2017年に発売された「ディスカバリー5」の主な進歩は、「レンジローバー」から採用されたアルミニウム製シャシーのおかげで、約300kgの軽量化を実現したことだ。砂利道、泥道、砂地での走行プログラムに加え、ロッククライミングモードも備えている。これだけでも、この車がどれほど本格的なオフロード車であるかが分かる。オフロードを走る際、この車のサイズだけが唯一の障害となる。全長は約5m、ミラーを含まない車幅は2m以上、最小回転半径は12.8mだ。 オールテレインプログレスコントロール(ATPC)は、ひとつの体験だ。ブレーキを踏み、センターコンソールにある下り坂ボタンを押し続けると、大型オフロード車は、各種カメラと地面認識ソフトウェアの助けを借りて、半自動的に地形を走破する。ドライバーはステアリング操作とクルーズコントロールボタンで速度を少し調整するだけだ。これは多くの演算能力を必要とし、手動設定よりもやや遅いが、オフロードでは運転経験の浅いドライバーでも活躍できる。
その強み:広々とした空間と高い可変性
2004年の第3シリーズ以降、「ディスカバリー」の特徴となっているのは、その極めて高い汎用性だ。3列目のシートは、小人専用というわけではなく、電動で調整でき、希望すればシートヒーターも利用できる。また、曲芸師でなくても利用できるというわけでもないが、2列目のシートはフラットに折りたたむことができ、16cm前方に移動させることも可能だ。すべてをフラットにすれば、ディスカバリーは豪華なフェスティバルベッドに早変わりする。もし娘さんがボーイフレンドと旅行するなら、携帯電話のアプリを使って遠隔操作で座席を上げることもできる。しかし、この本格的なオフロード車にオフロード走行を試みる人は少数派だろう。この車は主にファミリーカーとして、または馬やウォータースポーツ愛好家の牽引車として購入されている。この車は3.5トンの牽引能力を備えている。