こうすれば"こじれた実家"への帰省が快適に…ひろゆき直伝「両親&義両親へのキラーフレーズ」4パターン
■「いつもと違う」と言わせる5原則 とはいえ、「感謝しろってったって、それができたら、苦労はないよ」という人も多いでしょう。長年からんでしまった糸の結び目なんて一朝一夕でほどけるものではありません。 「和やかな雰囲気すらそもそも難しい」。そんな場合は、次のような5つの原則が効果的です。 1 焦らない 帰省直後に重要な話題を切り出すのは避けましょう。まずは近況報告や雑談で場を和らげます。相手をリラックスさせることを初めのミッションに。 2 話さない 「聞くこと」に集中しましょう。たいていの場合、年配のほうがおしゃべりです。両親が話し始めたら、しっかりと耳を傾けましょう。頷きや相槌を入れて、話を受け入れていることを伝えます。 「それでどうしたの?」や「そうなんだ、他にはどんなことがあったの?」など、相手が自然に話を続けられるような質問をすると効果的です。 3 否定しない 共感を示しましょう。世代の違う相手はたとえ両親とはいえ価値観が異なるのは当たり前です。ですから彼らの意見が自分と違っていても、まずは「へえ~、そうなんだー」「その気持ち、わかるなあ」など共感の言葉をまずは伝えます。相手が意地を張りやすい場合、「それも大事な考え方だね」と認めることで、対立を和らげます。 ●例「お父さんがそう感じるのも無理はないね。そう思った理由が気になるなー」 4 長くしない 長話を避けるのも大事です。関係がうまくいっていないときはとくに、短時間の対話を繰り返しながら関係を修復していくほうが効果的です。たとえ和やかになっても長時間話すとふりだしに戻る場合が多いので、適度に切り上げて楽しい時間だったという後味を残しましょう。 5 自分の気持ちを「アイメッセージ(主語:私は~)」で伝える 「あなたはいつも○○するから!」と相手を指摘する言い方ではなく、「私は○○だと感じている」という形で、自分の気持ちや考えを伝えます。 ●例「最近、あまり話せていないから、もっとお互いのことを知りたいなーと思っているんだ」 大切なのは、相手を変えようとするのではなく、自分が柔軟に接する姿勢を見せることです。「なんだかいつもと違うね」と言わせるのがミッションだと思って、楽しんでみてください。