まるで絵画「英彦山大権現」の紅葉 夏の猛暑である異変
テレQ(TVQ九州放送)
木戸優雅アナウンサー 「いや~真っ赤に色付いています。福岡県添田町にある『英彦山大権現』です。鳥居を抜けると優雅な世界が広がっていますよ」 1万坪の庭園に植えられた2000本のもみじ。今、色付きがピークを迎えています。 訪れた人 「寒いけどきれいかな」 「色がグラデーションがちょうどいい。これ以上になると真っ赤になって目にしみるからね」 この広大な庭園でひときわ存在感を放つのが一願成就の鐘です。願い事を心に一つ決め、鐘を突くとかなうと伝えられています。 そして、歩いて5分ほどの場所にはもう1つの絶景スポットが! 「あれが不動明王というらしいが、厳かな表情と向かい側の真っ赤に染まった紅葉が美しい」 折り重なる紅葉が目を引く一方で気になるのが… Q.今年の紅葉の色付きの時期は例年と比べてどうですか? 英彦山大権現管理者 瓜生政弘さん 「10日から2週間ほど遅れています。夏が非常に暑くて、それから雨が少なかったということ。10月の下旬にかけて冷え込みがなかったので、さらに遅れている」 また、夏の猛暑である異変が起きています。 Q.枯れている木もあると感じる 瓜生さん 「樹木が暑さのために弱ってで、自然と枯れている」 特に、日当たりのいい木は、夏の猛暑で日焼けして、赤く色付く前に枯れてしまったそうです。 瓜生さん 「やることがない。どうしようもない」 それでも、訪れた人の目を楽しませてくれる英彦山大権現の紅葉。入園は無料で今週までが見頃ということです。
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