KYOJO CUPにKTMSから参戦する富下李央菜が『女子高生ミスコン2024』の千葉県代表に。「自分がやりたいレースに活かすことができれば」
エンタメ&ライフスタイルニュースサイトの『モデルプレス』は、8月20日づけでメディアパートナーを務める『女子高生ミスコン2024』のSNS審査の結果を発表した。このなかで、全国6つのエリアに分けた47都道府県代表が選出されることになったが、関東エリアのうち千葉県代表に選ばれた『りおちゃんさん』の顔にピンときたモータースポーツファンもいるはず。実はこの『りおちゃんさん』は、KYOJO CUPにKTMSから参戦する富下李央菜だ。どんな狙いでミスコンに出場したのかを聞いた。 【KYOJO CUPでヘルメットを被り真剣な表情の富下李央菜】 女子高生ミスコンは、『みんなで選ぶ、日本一かわいい女子高生』をコンセプトとする全国の女子高生限定のコンテスト。『モデルプレス』の説明によれば、「事務所に所属していない女子高校生であれば誰でも参加が可能」だという。同時に『男子高生ミスターコン2024』をはじめ、さまざまなコンテストが開催されている。 そんな女子高生ミスコンの千葉県代表『りおちゃんさん』として発表されたのが、現在高校3年生の富下だ。小学4年生からカートを始め、2019年からは全日本カート選手権に挑戦。2022年には多くのトップドライバーを生み出したヤマハFormula Blueのサポートドライバーとして活躍し、2022年には全日本カートのFP-3クラスでランキング2位を獲得した。 まだ高校2年生だった2023年からは、16歳以上が取得できる限定Aライセンスを取り、KTMSからKYOJO CUPに挑戦を開始。四輪デビューレースとなった第1戦では、ハーフウエットのなかポールポジションをデビュー戦で獲得する快挙を果たしている。その後はなかなかトップ争いに加わることはできなかったものの上位を争い続け、全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催となった今季第3戦では、展開もつかみ2位表彰台を獲得したドライバーだ。 ドライバーとして成長を続けている富下が、今回なぜ『女子高生ミスコン2024』になぜ挑戦したのだろうか。「特に深く考えていたわけではないのですが、何かしらに繋がればと思って挑戦することにしました」と富下。 これまで書類での審査や配信、SNSでの投票があったが、「配信は私はぜんぜんダメで。少し諦めていたのですが、県代表に選ばれることになって少しビックリしました」と千葉県代表になったことには自分も驚いている様子だった。 とはいえ、今回『女子高生ミスコン2024』に挑戦することで、自らの今後のレース活動にも繋がる手ごたえがあるという。「こういったものに挑戦することで、いろんなお声もかけていただいています。知名度を上げることで、レースでもスポンサーさんを募集したりすることにも役立つと思っています」と富下は語った。 「もちろん、自分がいちばんやりたいことはレースなので、それに活かしたいと思っています」 女子高生ミスコンはSNS審査を経て富下を含む47都道府県代表が選出され、今後SNSを通じた4次審査、さらに11月30日~12月1日には本選が予定されている。 「ぜひモータースポーツファンの皆さんも応援していただけたら嬉しいです!」という富下。モータースポーツ界からもぜひ後押ししたいところだ。 富下李央菜SNS https://x.com/tomishitariona https://www.instagram.com/tomishitariona/ 女子高生ミスコン2024 https://jk-contest.jp [オートスポーツweb 2024年08月29日]