【ドラマのロケ地巡り】安藤忠雄ストリートの人気カフェ『LARGO』でわんこ連れランチ
世界的な指揮者・小澤征爾さんやヴァイオリニスト・高嶋ちさ子さんなど、多くの音楽家を輩出してきた名門校・桐朋学園大学。その最寄り駅、仙川には、訪れるたびに新たな発見がある個性豊かな飲食店が集まっています。 LARGOの内観写真を見る
その中でもひときわ存在感を放つのが、安藤忠雄氏の設計による建物が並ぶ「安藤忠雄ストリート」に面したカフェレストラン『LARGO(ラルゴ)』。ガラス張りの開放感あふれる店内は、どこか神聖な光が差し込むようで、自然と気持ちも穏やかに。ドラマや雑誌のロケ地としてもしばしば利用され、常に華やかさが漂っています。 この『LARGO』の魅力は、ただの見た目の美しさだけではありません。なぜ平日でも賑わうのか?それは、料理のクオリティ、心温まるスタッフのホスピタリティ、そして何よりも細部にまでこだわり抜いた「おもてなしの心」にあります。
今回のランチでいただいたのは、 ・WASABIバーガー(フレンチフライ・ドリンク付き)…1750円 ・アサリとヤリイカの青海苔クリームスパゲッティ(サラダ・ドリンク付き)…1700円
まず、WASABIバーガーは見た目から心を掴まれます。しっかりピリッとくる上質なわさびの辛味は一瞬舌を刺激し、すぐにすっきりとした余韻を残して消えていく。そのあとには、ネギの風味が豊かに広がり、和のテイストが感じられる独特のハンバーガーになっています。ボリュームがあるのにペロリと完食してしまうほど、絶妙なバランスに感動しました。このソース、ぜひ商品化してほしいと本気で願うほどです。
一方の青海苔クリームスパゲッティは、最初の一口で青海苔の豊かな香りが広がり、アサリやイカの旨味と絶妙に絡み合います。仙川にしては少しお高めかもしれませんが、この一皿で贅沢なひとときを堪能できると考えれば、むしろリーズナブルに感じます。 そして忘れられないのが、以前友人と訪れた際のエピソード。友人の誕生日だと気づき、急きょお店の方にバースデーデザートをお願いしたのですが、その日はあいにくデコレーション担当のスタッフが休みでした。それでも、他のスタッフの皆さんが協力して一生懸命デザートをデコレーションしてくれて、思わず涙がこぼれるほど感動しました。このように、訪れるたびに心に残る温かな思い出が増えていくのも『LARGO』の魅力です。