【クリス・ヘムズワース】オンでもオフでも隙がない !? 理想のヒーロー像を体現する男!
『Safari』読者なら誰もがなりたい男、クリス・ヘムズワース。筋骨隆々、根っからのサーファーで、なによりも家族が大事。渋く爽やかな笑顔から、にじみ出る色気は年々増している様子。まずはファッションと仕事を知り、その秘訣に迫る!
[クリス・ヘムズワース]Chris Hemsworth ●本名:クリストファー・ヘムズワース ●生年月日:1983年8月11日 ●出生地:オーストラリア・メルボルン ●国籍:オーストラリア ●職業:俳優
今年5月には業界人なら誰もが憧れるウォーク・オブ・フェイムに名を刻み、ハリウッドの殿堂入りを果たしたクリス・ヘムズワース。声優として参加した3DCGアニメーション映画『トランスフォーマー/ONE』(公開中)など、数々の新作にも注目が集まるクリスだが、今回はそんな彼の魅力を堪能することができる2本を改めて紹介したい。 『アベンジャーズ』シリーズの雷神ソーや新たなハマり役を得た『タイラー・レイク』シリーズは当然チェック済みとして、心から見てほしいのが『ラッシュ/プライドと友情』。実在のF1ドライバー、ニキ・ラウダとジェームス・ハントのライバル関係に焦点を当てた同作で、クリスはジェームス・ハントを演じた。ハントといえばF1界きってのプレイボーイとしても鳴らした奔放なドライバーだが、直感的で、刹那的でもあるハントの裏側にある繊細さをクリスは巧みに表現。’70年代ファッションに身を包んだ姿も格好よく、クリス・ヘムズワースのベスト作品に挙げる声もいまだ多い。 そしてもう1本は、『ゴーストバスターズ』。こちらは女性たちを主人公にしたリブート版のほうで、クリスはゴーストバスターズ社の受付係を務めるケヴィン役で登場。容姿は素晴らしいが頭の中は残念なケヴィンを、ユーモアたっぷりに嬉々として演じている。このケヴィンの存在が意味するのはジェンダー問題やステレオタイプに対する皮肉だが、クリスはそれを承知のうえで弾けた演技を披露。それらはほぼアドリブだそうで、コメディ俳優としての才能も見せつけている。 屈強なヒーローや傭兵がハマり、その外見で魅了することも多いが、実は役者としての幅も広いのがクリス・ヘムズワースという人。さらなる活躍も期待される今だからこそ、これまでの勇姿を再びチェックしてみるのはいかがだろうか。