【大雨情報】中国地方の激しい雨はいつまで これまでの大雨で地盤が緩む 2日昼前にかけて土砂災害に厳重警戒 「大雨に関する情報」気象台発表 この先雨の降り方は【1時間ごと降水シミュレーション】
1日昼、広島地方気象台は中国地方に「大雨に関する情報」(第5号)を発表しています。 【画像で詳しく確認】激しい雨はいつまで続く? 中国地方 この先1時間ごと降水シミュレーション 中国地方では、これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。2日昼前にかけて土砂災害に厳重に警戒してください。また、1日昼過ぎにかけて浸水害に、1日夕方にかけて河川の増水や氾濫に警戒してください。 [気象概況] 梅雨前線が華中から対馬海峡、山陰を通って北日本にのびており、前線上の低気圧が北海道付近を北東へ進んでいます。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、中国地方は大気の状態が不安定となっています。 前線は2日にかけて中国地方付近に停滞するため、引き続き2日も大気の状態が不安定な見込みです。 [雨の実況] 降り始め(6月29日20時)から7月1日11時までの降水量(アメダスによる速報値) 鳥取県 岩美町宇治 79.0ミリ 大山町大山 68.0ミリ 鳥取市吉方 65.0ミリ 島根県 吉賀町七日市 134.0ミリ 津和野町森村 82.5ミリ 浜田市波佐 78.0ミリ 岡山県 鏡野町富 92.0ミリ 笠岡 87.5ミリ 真庭市久世 83.5ミリ 広島県 廿日市津田 177.0ミリ 広島市中区 127.5ミリ 北広島町都志見 119.0ミリ [雨の予想] 1日昼前は局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあります。1日昼過ぎからは中国地方への暖かく湿った空気の流れ込みがやや弱まるため、雨の降り方も午前中に比べ弱まる見込みですが、2日は再び暖かく湿った空気の流れ込みが強まり、2日未明から夕方にかけて激しい雨の降るおそれがあります。 1時間降水量(多い所) 1日 山陽 30ミリ 山陰 25ミリ 2日 山陽 30ミリ 山陰 30ミリ 24時間降水量(多い所) 1日12時から2日12時まで 山陽 120ミリ 山陰 120ミリ その後、2日12時から3日12時まで 山陽 50ミリ 山陰 60ミリ
[防災事項] 土砂災害に厳重に警戒してください。 浸水害、河川の増水や氾濫に警戒してください。 落雷、突風に注意してください。
中国放送