次なるジェイコブ・エロルディは誰か? ファッションアイコンとなる若き俳優たち
若手男性スター混戦時代に出現した、ジェイコブ・エロルディ
約196センチという長身に、甘いマスクが生み出すギャップで人々を惹きつけるオーストラリア出身のジェイコブ・エロルディ。2018年に映画『キスから始まるものがたり』で大ブレイクを果たした後、ドラマシリーズ『ユーフォリア/EUPHORIA』や、英国貴族の青年を演じた『Saltburn』(2023年)に出演。さらにはエルヴィス・プレスリー役として挑んだ『プリシラ』(2023年)など、多様な役選びでフレッシュな魅力をアピールし続けている。 【写真を見る】ファッションアイコンとして絶対的な地位を獲得しているジェイコブ・エロルディはキャリアも絶好調だ。そんな27歳のスターに続く、ファッショニスタは? 注目のドラマや映画に出演する、スタイリッシュなメンズを探せ! 一方で、今年27歳になったエロルディの高いファッション感度は周知の通りだ。特にメンズ、レディース関係なく、気に入ったバッグや小物はヘビロテするなど、巧みなアクセ使いのストリートスタイルが彼の特徴。そして、今春にはボッテガ・ヴェネタのアンバサーダーに就任。2025年にはギレルモ・デル・トロ監督の注目作『FRANKENSTEIN(原題)』にも出演予定と、キャリアもファッションも磨きをかけ続けている。
ポール・メスカル/アスリートスタイルをモードに昇華
グッチの2025年春夏コレクションで、スーパーショーツにローファーを合わせたスタイルで話題を振りまいたポール・メスカル。だが、実は彼にとってショートパンツは新しいスタイルではなく、日常に欠かせない相棒だった。もともとメスカルはゲーリックフットボール(アイルランドの伝統的な球技)の21歳以下のリーグでプレーをしていたが、ケガで断念をして役者の道に。すると、俳優デビューから1年足らずでアイルランドのドラマ『ノーマル・ピープル』に出演して大ブレイクを果たす。このドラマ内外でメスカルが履いていたアイルランドのスポーツメーカー、オニール社のショートパンツが脚光を浴び、2020年には「メスカル効果」として同社のショートパンツの売れ行きが20%上昇したという(アイリッシュ・タイムズ)。 『aftersun/アフターサン』で、2023年の第95回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされ、今年はリドリー・スコット監督の『グラディエーターII』(11月15日公開)の公開も控えるメスカル。出演作はもちろん、今後はどんなメスカル節を効かせた緩急のあるスタイルを披露してくれるのかに注目だ。