自宅のリビングで耳をすますと、ある音が...その正体は?【人生の午後に詠む短歌 #ごごたん】
いま、巷で「短歌」ブームが起きているのをご存知でしょうか? ミドルエイジ女性読者から募集した「人生の午後に詠む短歌」を紹介していきます。
窓辺から音色が…
窓辺から ラブ・ミー・テンダー縦笛の 練習をする子の いる平和 作者/ かねがえりえこ(40代) 解説: 東京スカイツリーを遠くに望むマンションの6階に住んでいました。 リビングルームで一人静かに読書に耽っていると、窓辺から縦笛の音色。 耳を澄ますと、どうやらたどたどしいけれど、名曲Love me tenderをお隣の子が練習しているようです。 夕暮れの美しい空とかわいらしい音色に、私は平和を実感しました。 『人生の午後を詠む短歌 #ごごたん』 とは? 何気ない日常の気づきや、ちょっと笑える瞬間、恋愛の切ない気持ち、家族への揺るぎない愛……などを5・7・5・7・7の5句31音の歌体で表現する。短歌とは、古くは万葉集の時代から使われてきた一種の自己表現です。 特に、さまざまな人生経験を重ねてきた女性たちの歌には多くの共感の声が寄せられ、また生き方を見つめるヒントがたくさん詰まっていると話題を呼んでいます。 前回記事「都会で飲む1杯1000円のコーヒー。60代女性にとって、その価値は?【人生の午後に詠む短歌 #ごごたん】」>>