女子バレー超新星・忠願寺莉桜 “ダイヤモンドの原石”は15歳 U18日本代表で躍動…初のインターハイへ
忠願寺莉桜: 「お姉ちゃんが3年生で、自分も1年で入って一緒にコートに立ち、最高の恩返しをしたいという思いで入学しました。今まではスパイクを打ったら絶対決まるっていうボールが多かったんですけど、レベルが一気に高くなったから日々の練習でもっと追い込んでやらないといけないなと高校に入って感じています」 「姉妹として見られるようになり、2人で活躍して感動できる試合をすることが今の目標です。緊張していますが、わくわくしています」 ■まだまだダイヤモンドの原石 チームの指揮官は、東京五輪で日本代表女子のコーチを務めた相原昇監督です。東九州龍谷高校で通算17年務め、12回の日本一に導いた相原監督は、その可能性に期待を寄せています。 相原昇監督: 「まだまだダイヤモンドで言うと原石。ただパフォーマンス力は本当に全日本クラス。15歳なので、いろんな厳しさを学んでいけば本当に楽しみな選手になる。彼女にとってはこの地元インターハイが初の全国大会。ここを良い感じで戦えると自信がついて飛躍的に上がっていくような気がしますね」 「莉桜には柱になってもらうが、チームが目指しているのは全員バレー。莉桜に2枚ブロックがつけば、ほかの選手がフリーになるわけだから。また2枚ブロックがついてもエースとして決めてもらう。ブロックが分散されれば決定率もあがり、上位進出に近づくことができる。莉桜に頼るバレーでなく、全員バレーを展開するのが大事なことだと思います」 ■姉妹で目指す『アレ』 世代を代表するアタッカーもまだ15歳。姉の存在は大きな支えになっています。 忠願寺莉桜: 「本音で話せるのはやっぱりお姉ちゃんだから、すごく自分がため込んでいるものとかここをどうしたらいいのかなっていうのがあったら、お姉ちゃんに聞くようにしている」 「お姉ちゃんをみて成長してきたので本当に感謝しています。ときには厳しく、メリハリのあるキャプテンなので、そういう人になりたいと思っています」