改めて証明した共存の優位性。両翼で輝いた伊東&中村のランスコンビ。大きな展開をさらに研ぎ澄ませたい【日本代表】
「“ライバル”でもあると思ってるので」
伊東は11月シリーズの最初に「今、敬斗はチームで得点に絡んでますし、あいつが今、6点で1アシストしてて、俺は3得点・4アシスト。得点で離されないようにというのは先輩としてありますし、ゴール関与数でも負けないようにしたい。“ライバル”でもあると思ってるので。チームで存在感を出して、代表に持ち込めればいい」とコメント。中村の活躍が大きな刺激になっている様子だ。 誰よりも彼の能力を熟知している分、活かし・活かされる関係も構築しやすい。共存の優位性をもっともっと引き上げていくべきだ。 中村の方も「前回のオーストラリア戦(1-1)で自分としては良い形で仕掛けられていただけに、そのイメージのままプレーしたかったけど、全然違った。今回は難しかった」と悔しさをにじませたが、今後へのヒントを掴んだのは大きな意味がある。 試合の中で最適解を見出したことを前向きに捉え、伊東との両ワイドの強みや迫力をより研ぎ澄ませていくことが、代表での出場時間増にもつながるだろう。 日本屈指の両翼が1つの結果を出した中国戦で、日本は勝点を16に伸ばし、8大会連続W杯出場に王手をかけた。次の2025年3月シリーズまでは4か月ある。2人には所属クラブでの時間を大事にしてほしいものである。 取材・文●元川悦子(フリーライター)
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