料理家・栗原はるみの“ひとりごはん”を石田ゆり子のナレーションで
NHK総合で、12月15日に放送する「NHKスペシャル」(午後9:15)では、栗原はるみの“ひとりごはん”をテーマにおくる。カリスマ主婦と呼ばれ30年にわたりレシピを世に送り出してきた栗原。最愛の夫を亡くした今、“家族のためのごはん”から“自分のためのごはん”で、悲しみから立ち上がろうとしている。とっておきのレシピと栗原の今を、親交のある俳優・石田ゆり子のナレーションで届ける。
これまで2万以上もの家庭料理のレシピを世に送り出してきた栗原は77歳になった今、人生で初めて“ひとりごはん”のレシピ作りに挑戦している。5年前、最愛の夫を肺がんで亡くし、突如“ひとりの時間”と向き合うことになった。深い喪失感にさいなまれる中、どうすれば一歩ずつ前に進めるのか、悩んだ末にたどりついたのが自らの原点でもある料理だった。 食欲がない自分に元気を与えてくれる一杯のスープ。豆腐一丁にひと手間加えるだけで、寂しい食卓がごちそうに変わるアレンジ。大切な人が好きだった味を思い出しながら作るポテトサラダ…。かつて「家族のため」に考案してきた栗原のレシピに、「ひとりになった自分が元気になるため」のレシピが新たに加わろうとしている。
愛する誰かを失った人、ひとりの生活を選ぶ人、それぞれ異なる“ひとり時間”をちょっと豊かにする、栗原はるみ流の“人生のレシピ”を紹介する。