「北九州国際映画祭」が開幕、セレモニーに犬童一心監督や光石研さんら…国内外23作品上映
北九州市で1日、「北九州国際映画祭」が開幕した。小倉北区の北九州芸術劇場や老舗映画館「小倉昭和館」など5会場で3日まで、国内外の23作品を上映するほか、ショートムービーコンテストなど市民参加型のプログラムも行われる。 【写真】北九州市民文化賞に俳優の草刈正雄さんと「天寿し」の天野功一さん
映画のロケ誘致などに力を入れている市をアピールしようと開催。初日と2日に同区の船場広場で予定されていたウェルカムセレモニーと屋外上映会は、降雨のため中止となった。
北九州芸術劇場で行われたオープニングセレモニーで、武内和久市長は「北九州と世界が映画という絆を通してつながる映画祭にしたい」とあいさつした。
その後、上映作品の監督や出演俳優らゲスト15人が登壇。市出身の作家・松本清張の「ゼロの焦点」を映画化した犬童一心監督は「松本清張の聖地で映画を上映できるのは記念すべき出来事」と語り、市出身の俳優・光石研さんは「映画で北九州を盛り上げたい」と話した。