Wギャル対談「フェティッシュでバイオレンスなイメージ」献鹿狸太朗×湯上響花が語る『みんなを嫌いマン』
『みんなを嫌いマン』は「愛」の物語!?
湯上:私、将来の夢がヒーローになることなんですよ。なので新刊を読んでちょっと心折れそうになりました(笑)。 献鹿:これ読んでヒーローになりたい人いないですよね(笑)。 湯上:ただ、これって愛の物語だと思うんです。最近、浄土真宗の寺に行ってきたんで、今、気持ちがめっちゃ浄土真宗なんですけど、そこで 「愛というのは苦悩を伴って誠の愛となる」って知って。だから、これだけ苦しむことになるみん守は、「確かに愛だ!」って。 献鹿:ギャルがそう思ってくれるの嬉しすぎる。「痛い」「かわいそう」とか「無理なんだけど」じゃなくて。 湯上:絶対「愛」ですよ! 後編【「100%全力で愛を与えたい」ギャル作家・献鹿狸太朗×ギャルタレント・湯上響花『みんなを嫌いマン』に込めたもの】では、さらに新刊『みんなを嫌いマン』の世界を深掘りしつつ、友人関係、社会を見るクールな目線など、Z世代ギャル作家の素顔に迫ります。
荒井 理恵