バター不足備え追加輸入へ ホットケーキ危機 人気店も懸念
■バター不足に備え 追加輸入へ
北海道の美瑛町でおよそ100頭の乳牛を飼育する牧場に話を聞くと… ファームズ千代田・アブガンドロージン社長 「暑くなったら乳量も落ちて、牛が食べる量が少なくなってしまうから、いま6月でも暑いから心配。25リットルのミルクで、1キロのバターを作るので大量」 バターを作るには大量の牛乳を必要とするため、暑さで牛の乳が減るのは大問題です。 実は、国内のバター在庫は、すでに去年の同じ時期と比べておよそ3000トン減少。業務用の需要が高まっている背景があるそうです。 バター不足への備えは、どうなっているのでしょうか? 農水省は、今年度国が輸入する海外産バターの輸入枠について、当初の1万トンに、4000トンを追加すると発表。猛暑となった場合でも、バターの安定供給を維持するためとしています。
テレビ朝日