毎回「45Lゴミ袋」を使っているけど、サイズを変えたら節約できる?1ヶ月にかかるゴミ袋の費用を検証
自治体によっては、ゴミ袋を指定している場合もあり、自分たちで購入しなければなりません。気温が高くなるとゴミからの臭いが気になり、収集日には毎回ゴミを出したいと考える方も多いでしょう。 しかし、袋の容量に余裕があるともったいない……とちゅうちょしてしまう方もいるかもしれません。 そこで今回は、1ヶ月のゴミ袋の代金について調べてみました。さらに、ゴミ袋の節約方法もご紹介します。物価の高騰が続く中、少しでも出費をおさえたいとお考えの方はぜひ参考にしてください。 ▼町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われた! 本当に従う必要はあるの?
1ヶ月に消費するゴミ袋の枚数
まずは、1ヶ月あたりのゴミ袋の使用量を見てみましょう。京都市の調査によると、1世帯4人家族でのゴミ袋の平均使用量は表1の通りです。
※京都市情報館「ごみ袋の使用状況等に関する市民アンケート調査結果」を基に筆者作成 4人家族の場合、燃やすゴミでは、リットル数は異なるものの1ヶ月に8.4枚のゴミ袋を使用していると分かります。1週間に2~3枚ほどのゴミ袋を消費するといえるでしょう。
1ヶ月にかかるゴミ袋の費用
ゴミ袋の平均消費量が分かったところで、次は費用を見てみましょう。1週間に3枚使用すると仮定して、メインとなる燃やすゴミのゴミ袋にかかる費用を計算します。 今回は、京都市のゴミ袋の価格である45リットル(1枚45円)・30リットル(1枚30円)・20リットル(1枚20円)のゴミ袋をそれぞれ1週間に3枚使用したパターンで計算し表2にまとめました。
※筆者作成 45リットルのゴミ袋のみを12枚使用すると、月に540円の費用がかかります。20リットルのゴミ袋に変えると300円出費をおさえられます。 なお、今回は燃やすゴミのみで計算しているため、実際にはもう少し費用がかかるでしょう。ゴミが少ない日やゴミ袋に余裕がある場合は、少ない容量のゴミ袋を使用すると節約につながります。 また東京都の調布市では、ゴミ袋の価格が京都市よりも高い傾向にあります。45リットル相当のゴミ袋が1枚84円、30リットル相当で1枚約56円となります。45リットル相当のゴミ袋を月に12枚使用すると仮定すると、1008円かかる計算となり、京都市と比べて468円高額です。 このことから、住んでいる自治体によってゴミ袋にかかる費用には差が生じると見て取れます。さらに自治体によっては、ゴミ袋の値上げを発表している地域もあるようです。
【関連記事】
- ◆年間「5000円」の町内会費の支払いを拒否したら「今後ゴミを捨てるな」と言われました。正直払いたくないのですが、法的な拘束力はあるのでしょうか?
- ◆フードコートでお弁当を食べていたら「持ち込み不可です」と注意されました。飲み物は注文したし、席はガラガラなので施設に不利益ではないと思うのですが…
- ◆終電間近の駅「すみません、300円だけ貸してくれませんか?」→善意でお金を貸したはずがまさかの「寸借詐欺」だった!?
- ◆「築43年」のアパートに住もうか迷っています…家賃は23区で「5万4000円」ですがメリット・デメリットを教えてください
- ◆潔癖症なので便座に「トイレットペーパー」を敷いていますが、あまり意味はないですか? トイレットペーパーの無駄でしょうか?