「いきなり飛びかかられて…」在宅時の犯行に被害者は… 千葉で強盗致傷相次ぐ
日テレNEWS NNN
22日、千葉県で強盗致傷事件が2件、相次いで発生しました。どちらの事件も犯行時、家の中には住人がいました。被害を受けた男性が、当時の緊迫した状況を語りました。 ◇ 被害にあった住人 「ネコかアライグマか、その手のものかと思った。そしたら違った。2階に上がったら、知らないやつにばったり会って、飛びかかられて」 千葉県柏市で起きた強盗致傷事件の被害者が語った、その“一部始終”。 被害にあった住人 「ずっと首を絞められた、上から」 ──どのぐらい? 「もう何分も。すごく長く時間が」 時刻は、22日午前2時半ごろ。1階で入浴中に物音に気づき、2階に向かったという男性(66)。すると、階段の踊り場で男と鉢合わせ。
被害にあった住人 「いきなり飛びかかられて、殴られて首絞められ。死ぬかと思った」 無言で押し倒され、暴行を受けたといいます。 被害にあった住人 「(体感)20~30分くらい。とにかく時間が長く感じた。殴られて、首絞められて。殴られてる時は呼吸ができる」 その後… 被害にあった住人 「逃げてというか、いなくなった。それで隙を見て、2階の窓から避難して、下の屋根におりて、そこで携帯で電話した」 警察が来るまでの30分ほど、聞こえたというのが“男の声”です。 被害にあった住人 「『連絡されている』みたいなことを言っていた。まず一人があれで二人目もいたかな。どうなるかなと思ったけど、間もなく静かになったから」 盗まれた物はなく、軽傷ですんだといいます。 被害にあった住人 「ホッとしている。命があってよかった。勘弁しろよ、命まで。いきなり襲いかかってきたら、どうしようもない」 今も逃走中の男ら。捜査は家の裏手でも行われ、足跡などを調べる様子も見られました。男性の首を絞めた男は身長160~165センチくらいのがっちり形。上下黒色の服に、黒い覆面姿だったといいます。