GoogleドライブやGmail、サイドパネルのGeminiが正式版に
Google Cloudは22日、「Gemini for Google Workspace」の対応言語を拡大し、日本語を含む7つの言語を追加すると発表した。今週から、Google ドキュメント、スプレッドシート、ドライブ、Gmail のサイドパネルで、日本語とドイツ語、イタリア語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語に対応する。 【この記事に関する別の画像を見る】 これにより、ドライブで複数のファイルの詳細を要約したり、Gmailの受信トレイをチェックしたりする際、サイドパネル内で各言語が利用可能になる。10月からα版ユーザー向けに展開していたが、今後はGemini for Google Workspace契約者であれば利用可能となる。 Gemini in Gmailでは、例えばカスタマーサポート担当者が、対処が必要な顧客からの未読メールを表示するようGeminiに依頼し、思いやりある返信メールを書き始める手助けをする。 マーケティング チームは、Gemini in Google ドキュメントを利用してキャンペーン用のコピーを作成。新商品の発売を宣伝するクリエイティブなソーシャル投稿のアイデアを、Gemini in Google ドキュメントに依頼しながら、下書きできる。 営業担当者であれば、提案用の特定の情報を探し出すのに時間がかかることがある。Gemini in Google ドライブでは、商品や顧客関連の情報を要約し、数秒でGeminiが情報を集し、サイドパネルに表示してくれる。 なお、Google スライドのサイドパネルのGeminiにも、今後数カ月以内に対応予定。Geminiは、Google Meetのビデオ会議中、69の対応言語での字幕表示も可能なほか、Google Chatのメッセージの自動翻訳にもまもなく対応する。
Impress Watch,臼田勤哉