BMW、高性能モデルの代名詞『M4』のクーペとカブリオレを刷新。最高出力は20PS向上の530PSに
言わずと知れたBMWの誇る高性能部門、M社が手掛けた『BMW M4』のクーペとカブリオレが一部改良を受け、新型モデルに刷新。この7月11日より発売開始となっている。 【写真】アダプティブLEDヘッドライトやレーザーテールライトにより、より精悍な印象が与えられたリヤビュー セグメントを代表する『3シリーズ』から発展するかたちで、2013年に偶数ナンバーを掲げて登場したクーペモデルの『4シリーズ』だが、現行で2代目となった同車でもクーペらしいスポーティでエレガントなデザインを維持しつつ、運動性能においてもダイナミックさを兼ね備えるなど、BMWに求められるすべての要素が備わる。 先の6月に刷新されたベースモデルに倣い、サーキットでの本格的な走行を可能とした“Mハイ・パフォーマンス・モデル”も一部改良となり、エクステリアでは従来モデルと比較して、アダプティブLEDヘッドライトやレーザーテールライトを採用することで、より精悍な印象が与えられた。 さらに注目のパワートレインでは、こちらも“伝家の宝刀”と言うべき官能的な直列6気筒ツインパワー・ターボ・エンジンの出力を20PS向上させ、その最高出力を530PSとし、後輪駆動をベースとしたインテリジェント4輪駆動システムの“M xDrive”と相まって圧倒的な運動性能を発揮する。 先代と同様、日本に導入されるM4クーペ、M4カブリオレに関しては、出力を標準仕様よりさらにアップさせた“Competition(コンペティション)”仕様とされており、最大トルクの650Nmも2750~5730rpmと幅広い回転域で維持するフレキシブルな特性を誇る。 そのほか、高速道路での渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム“ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能”が引き続き装備され、一定の条件下においてステアリングから手を離しての走行が可能に。 またAI音声認識技術による最新世代のコネクティビティや、BMWデジタルキーの標準装備により、車両のキーを持たずとも対応のスマートフォンをドアハンドルにかざすことで車両のロック解除と施錠、さらには指定の場所にロック解除に使用したスマートフォンを置きスタート・ボタンを押すことで、エンジンの始動も可能としている。 クーペにのみ左右ハンドル仕様が用意される『BMW M4コンペティション M xDrive』の価格は、そのクーペが1458万円、同カブリオレが1548万円(ともに税込)となっている。 BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437 BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp [オートスポーツweb 2024年07月22日]