マイナーチェンジを受けたヴェゼル、マイチェン前のオーナーとして気になるところは?
乗り心地は変わった?
また今回のマイチェンではリヤダンパーが変更された(FFモデル)。それは助手席に乗っても後席に乗っても乗り心地やリヤサスの追従性の向上していることが実感できた。このところ息子たちの運転で助手席や後席に乗ることが多いので比較の印象はそう間違っていないと思う。 ただ筆者のヴェゼルのタイヤは、かなり減ってきているので、その点は考慮しないといけないかも知れない。そのタイヤについてであるが今回のマイチェン版の試乗会に用意されたZグレードのタイヤはFF車にはブリヂストンのALENZA、4WD車にはミシュランのPRYMACY4が装着されていた。そろそろタイヤ交換をしなければいけない筆者としては、前期型ではZグレードはミシュランPRYMACY4のみであったので、今回ブリヂストンの追加は気になるところ。話を聞いてみると前期型でもブリヂストンALENZAのものがあったそう。とくにブリヂストンの追加は大きな意味があるわけではなく、簡単にいうとミシュランの供給の問題もあるようでリスクヘッジでブリヂストンの追加がされとのこと。納車でどちらが付いてくるかはわからないということだ。FFと4WDと同一条件ではないが、乗り心地やノイズはそれほど違いを感じられなかった。 試乗が終わったあと開発者との懇談となった。 開発者も筆者がヴェゼルを乗っていることを知っており、ライターさんより先に感想を求められてしまった。結構筆者のヴェゼルの長期連載コラムを読んでいただいているようだ。 昨年のWR-Vの試乗会で荷室の広さの説明を受け、ヴェゼルとの比較の話となった際、編集担当が、筆者がヴェゼルに乗っていることをパッケージング担当の開発者に告げると「あー会えた!」と第一声、筆者が「??」と思っていると、続けて「全部読んでいます」と言われ、そこでやっと合点がいった次第。実際に会えたことを凄く喜んでいただきちょっと気恥しい思いをしたことがあった。 クルマメディア関連で実際にヴェゼルを所有している人を見たことがないし、しかも先代から乗り継いでいることもあるのか、ちょっと気にしてくれているのかもしれない。