【陸上】NTNの辻野恭哉が現役引退 高校駅伝、箱根駅伝などでも活躍 今後は社業に専念
NTNは8月5日、所属する辻野恭哉が引退することを発表した。 辻野は1995年生まれの28歳。三重県・名張北中から陸上を始め、2年から長距離の道を進む。伊賀白鳳高時代には12年。13年と全国高校駅伝で2年連続3位入賞に貢献したほか、個人でも3000m障害でインターハイ出場を果たした。 男子20km競歩世界記録保持者・鈴木雄介が現役引退 「感謝してもしきれない」 19年世界選手権金メダリスト 今後は指導者に 日体大に進学後は2年で全日本大学駅伝に出場。3年次には箱根駅伝で5区を務めて区間9位と力走し、チームも総合7位でシード権を獲得した。また、17年出雲駅伝でアンカーの6区を走り、3位入賞のフィニッシュテープを切っている。 NTNではニューイヤー駅伝に出場したほか、19年には北海道マラソンでマラソンに初挑戦。21年びわ湖では2時間9分48秒、23年大阪では2時間9分32秒と、2度サブ10を達成した。 辻野はSNSを通じて「多くの方にご支援いただきここまで競技を継続する事が出来ました。伝統あるNTNの一員として陸上競技に取り組めた事を誇りに思います」とあいさつ。今後は社業に専念することもあわせて発表された。
月陸編集部