ドラフト 巨人・阿部監督、Ｄ1位・石塚裕惺に「将来は坂本勇人みたいな選手になって」
プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD（24日、東京都内） 巨人・阿部慎之助監督（45）が外れ1位で西武との2球団が競合の末、交渉権を獲得した花咲徳栄高・石塚裕惺内野手について「野球している姿勢も素晴らしかったし、負けん気の強さを映像からでも感じた。夏の予選もたまたま見たこともあったので。ちょっとこの子は格が違うなと。それぐらいの評価はしていました。将来は坂本勇人みたいな選手になってほしい。高校生だから2、3年は～とか、そんなん言ってないでいいのでバンバン出てきてほしいですね」と期待した。 1回目の入札は関大・金丸夢斗投手だったが、巨人、中日、DeNA、阪神の4球団が競合して外した。昨年の中大・西舘に続くくじ引き連勝はかなわず、昨年と同じ黒のスーツとエルメスのオレンジネクタイを選んだゲン担ぎも実らなかった。「一応ゲンを担いで全部同じものにしたんだけど・・・。来年この場に来るようなことがあれば変えてくるわ」と笑い飛ばした。 ■石塚 裕惺（いしづか・ゆうせい） 2006（平成18）年4月6日生まれ、18歳。千葉・八千代市出身。幼稚園年長時に勝田ハニーズで軟式野球を始め、村上東小6年時はロッテジュニアに選出された。村上東中時代は硬式の佐倉シニアに所属。埼玉・花咲徳栄高では1年秋に背番号5。2年夏から背番号6をつけた。3年夏に甲子園出場。高校日本代表に選ばれ、9月のU―18（18歳以下）アジア選手権では準優勝に貢献。181センチ、82キロ。右投げ右打ち。
