囲碁、一力遼が初優勝にあと1勝 応氏杯世界選手権
囲碁の国際戦、第10回応氏杯世界選手権は14日、中国重慶市で5番勝負の第2局が打たれ、日本の一力遼三冠(27)が中国の謝科九段(24)を破り、対戦成績を2勝0敗として初優勝にあと1勝とした。 同棋戦は持ち時間の長い主要国際棋戦の一つで、4年に1度開催される。優勝賞金は約5900万円。 日本勢の主要国際棋戦優勝は2005年、張栩九段(44)が第9回LG杯を優勝したのが最後。次戦、一力三冠が勝って3連勝すれば19年ぶりの優勝となる。 第3局は9月8日に行われる。