ユニクロ ヒートテックシリーズからカシミヤを用いた新作登場、着心地と機能性を両立
「ユニクロ(UNIQLO)」が、デザイナー クレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)が監修したヒートテックシリーズの新作「極暖ヒートテックカシミヤ」を9月6日に発売する。タートルネックタイプは公式オンラインストアを含む国内のユニクロ全店舗で、クルーネックタイプは一部ユニクロ店舗と公式オンラインストアで取り扱う。
ユニクロは、ヒートテックシリーズの新作を開発するにあたり、「デザイン性と機能性を兼ね備えたアイテムを作りたい」といった考えから「ユニクロ:シー(UNIQLO : C)」デザイナーのクレアに監修を依頼。素材やデザインについての意見を仰ぎながら、日常着としても取り入れやすいヒートテックを完成させた。 新作「極暖ヒートテックカシミヤ」は、通常ヒートテックの約1.5倍の暖かさである「極暖ヒートテック」と同等の暖かさを備えながら、原材料の9%にカシミヤを用いることで、締め付け感の少ないふんわりとした着心地と、従来の「極暖ヒートテック」と比べ約30%の軽量化を実現。タートルネックタイプ(6色展開)とクルーネックタイプ(5色展開)の2型を揃える。価格は、従来の「極暖ヒートテック」と同じ1990円。カシミヤを9%使用しているが、ロット数を大きく設定するなどの企業努力を通して価格を抑えることに成功したという。 同アイテムは「ユニクロ:シー」2024年秋冬コレクションの中のアイテムとしてラインナップするが、一時的なコラボアイテムではなく、インライン同様秋冬シーズンを通して販売を予定。来年以降にアップデートを重ねて継続展開することも視野に入れる。今回はウィメンズアイテムのみの用意だが、消費者の反応を見ながらメンズアイテムの開発も検討するとしている。商品企画を担当する炬口佳乃子部長は「『極暖』ではあるが、軽くて薄く程よい透け感があるので長いシーズン着用してもらえると思う。生産に手間がかかっているアイテムでもあるので、多くの人に着用したときの特別感を感じてもらえたら」と話した。