【女子バスケ】日本の五輪出場条件は? 世界最終予選、運命のカナダ戦へ すでに7か国がパリへの切符を獲得
◇FIBA女子オリンピック世界最終予選(OQT) バスケットボール女子のパリ五輪世界最終予選の最終戦が、日本時間11、12日に各地で開催。21年東京五輪銀メダルの日本は、運命の一戦に挑みます。 【画像】【女子バスケ】日本は地元ハンガリーに逆転負け パリへの切符は最終戦へ持ち越し 世界最終予選は、4か国で開催され、各グループ4チームの総当たり戦を実施。上位3チームが出場権を得ます。開催国のフランスと22年ワールドカップ優勝国のアメリカがすでに出場権を持っているため、その2か国のグループは2チームが選ばれます。 ハンガリー開催に参加している世界ランク9位の日本は、初戦で世界4位のスペインを撃破。しかし、世界19位の地元ハンガリーには接戦で敗れ、4チームが1勝1敗の勝ち点3となり、日本は得失点差で2位につけました。 日本のパリ五輪出場の条件は、最終戦となる世界5位のカナダに勝利を挙げれば自力で突破。並んだ場合は直接対決の結果によるので、ハンガリーが勝てば、日本が無条件でパリへの切符をつかみます。 最終戦で日本が敗れ、スペインが勝つと、日本の3大会連続の五輪出場が消滅。4チーム全てに可能性を残した運命の最終戦が注目されます。 その他、中国開催ではすでに出場権獲得の国が決定。2試合を終えて五輪開催国のフランスに加え、中国が6大会連続の五輪出場が決定。プエルトリコもパリへの切符が確定しています。 またベルギー開催も五輪出場が決まっているアメリカに加え、ベルギーとナイジェリアが、2試合を終えて出場権をつかみました。 一方、ブラジル開催では、連勝したオーストラリアの3位以上が確定。最終戦はドイツ、セルビア、ブラジルの3か国に可能性を残しています。 ここまで五輪出場枠12のうち7か国が決定。最終戦でどの国が歓喜の声を上げるのでしょうか。 ▽各グループ順位表 ※()は得失点 【ハンガリー開催】 1位 カナダ 1勝1敗 勝点3 (7) 2位 日本 1勝1敗 勝点3 (5) 3位 ハンガリー 1勝1敗 勝点3 (-6) 4位 スペイン 1勝1敗 勝点3 (-6) 【中国開催】 1位 フランス 2勝0敗 勝点4 (80) 2位 中国 1勝1敗 勝点3 (15) 3位 プエルトリコ 1勝1敗 勝点3 (-46) 4位 ニュージーランド 0勝2敗 勝点2 (-49) 【ベルギー開催】 1位 アメリカ 2勝0敗 勝点4 (56) 2位 ベルギー 1勝1敗 勝点3 (29) 3位 ナイジェリア 1勝1敗 勝点3 (-47) 4位 セネガル 0勝2敗 勝点2 (-38) 【ブラジル開催】 1位 オーストラリア 2勝0敗 勝点4 (38) 2位 ドイツ 1勝1敗 勝点3 (-26) 3位 セルビア 1勝1敗 勝点3 (0) 4位 ブラジル 0勝2敗 勝点2 (-12)