プーチン氏が24年ぶりの訪朝 金正恩氏が空港で出迎え 北朝鮮の狙いは
金正恩氏自ら出迎えるなど、プーチン氏を歓迎する北朝鮮の狙いはどこにあるのでしょうか。 【映像】空港でプーチン氏を出迎える金正恩氏 衛星開発をはじめとする軍事的な技術支援は引き続き強く求めるものとみられますが、もう一つの大きなトピックは経済面です。アメリカを中心とした制裁が強まるなか、ロシアとの経済協力の活発化は北朝鮮にとって大きな支えとなることは間違いありません。 プーチン大統領も今回、北朝鮮メディアへの寄稿で「西側の統制を受けない貿易システム」に言及するなど経済面での協力も大きな議題になるとみられ、注目されます。 韓国の全国紙「東亜日報」は、今回のプーチン氏の訪朝を「北とロシアが準同盟に格上げ、危険な密着」と伝えています。北朝鮮との緊張が高まるなか、韓国政府としても軍事協力体制がどこまで強化されるかというのが一番の注目ポイントとなります。特に1996年に中断された「有事の自動介入」が復活するかどうか、ここが最大の関心です。 韓国大統領府の高官もロシアに「一線を越えるな」と警告したと明らかにするなど、神経をとがらせています。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部