【陸上】多田修平100mで10秒22「もどかしい感じやけど、エコパでは調子上げていこう!」
10月13日に行われた熊谷市選手権男子100mに、21年東京五輪代表の多田修平(住友電工)が出場し、10秒22(+1.3)で優勝した。 多田修平のレース動画をチェック! 今季の多田は、4月下旬の織田記念100m予選で右ふくはらぎを肉離れ。パリ五輪出場を目指していたものの、完治せず、代表選考会となった6月下旬の日本選手権も欠場を表明した。 その後、8月中旬に復帰。少しずつ調子を上げて、9月中旬の「Tokai Sprint Games」(神奈川・平塚)では追い風参考ながら10秒11(+2.4)をマークして、10秒04で制した小池祐貴(住友電工)に次ぐ、2位に入っていた。 だが、同月下旬の「Yogibo Athletics Challenge Cup 2024」(アスレチックスチャレンジカップ/新潟)では予選こそ10秒39(+0.4)で2着通過したものの、決勝は棄権。自身のSNSに「予選前から肉離れの前兆があった」と理由を説明した。 新潟から2週間ぶりのレース。10時前に行われた予選を全体トップとなる10秒32(+1.6)で駆け抜けると、約3時間後の決勝は0.10秒短縮した。 多田は自身のSNSにレース動画を載せ、「もどかしい感じやけど、エコパでは調子上げていこう!」とつづり、11月2日のエコパトラックゲームズ(静岡・小笠山総合)への出場を示唆した。
月陸編集部