アストンマーティン DBS【1分で読めるスーパーカー解説/2024年最新版】
最終進化モデルが限定で登場
「スーパーカー」は、スーパースポーツカーだけではない。ひとことで表せば、「夢を与えてくれるような存在」だ。ここでは、国内外のそんな魅力あるモデルたちを簡単に紹介していこう。今回は、アストンマーティン DBS(ASTON MARTIN DBS)だ。 【写真はこちら】アストンマーティンの伝統で、DBSにもロードスターのヴォランテが設定されていた。パワースペックはクーペと変わらない。(全4枚)
アストンマーティンの量産ラインにおけるフラッグシップモデルが、このDBSだ。その歴史に終止符を打つべく2023年の1月に発表された最強モデルが「DBS 770アルティメット」だ。5.2LのV12ツインターボエンジンは車名のとおり最高出力は770psに高められている。(最大トルクは900Nmで変わらない)空力性能を見直したほか、アルミ製のボディは各部が強化され、剛性をアップしている。 また、ブレーキディスクにはカーボンセラミックを採用するなど、最終モデルとはいえさらに進化しているのはさすがアストンマーティンといえるだろう。生産台数は、クーペが300台、ロードスター(ヴォランテ)が199台で、すでに売約済みであるという。なお、近い将来に登場予定のDBS後継モデルには、「ヴァンキッシュ」の車名が復活するのではないかと噂されている。
アストンマーティン DBS 770アルティメット 主要諸元
●全長:4715mm ●全幅:1970mm ●全高:1285mm ●ホイールベース:2805mm ●車両重量:1845kg ●駆動方式:トランスアクスル式FR ●エンジン:5.2L V12 DOHCツインターボ ●最高出力:770ps/6500rpm ●最大トルク:900Nm/1800-5000rpm ●トランスミッション:8速AT ●0→100km/h加速:3.4秒 ●最高速:340km/h
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