最高額は誰だ! サッカーU-23日本代表、市場価値ランキング11~20位。飛躍に期待の若手たち
12位:山本理仁 生年月日:2001年12月12日(22歳) 所属クラブ:60万ユーロ(約8400万円) 所属クラブ:シント=トロイデン(ベルギー) 23/24リーグ戦成績:28試合0得点0アシスト 山本理仁は、東京ヴェルディの育成組織出身で、2019年に17歳でトップデビューを飾った。そこからコンスタントに活躍を続け、2022シーズンにJ2通算100試合出場を達成。同年夏にガンバ大阪に加入してJ1に挑戦し、1年後にベルギーのシント=トロイデンに期限付き移籍で加入している。 正確な左足のキックを武器にパスを出してゲームを組み立てるスタイルの山本は、シント=トロイデンで様々なポジションを担当している。常時先発というわけではないものの、ここまでリーグ戦で欠場したのは2試合のみで、多くの経験を重ねているところだ。 2021年の東京五輪時には日本代表のトレーニングパートナーを務めるなど、以前から期待されていた山本は、パリ五輪で注目の1人であり、まだまだ市場価値を高めていくポテンシャルを持った選手だ。
11位:平河悠 生年月日:2001年1月3日(23歳) 所属クラブ:60万ユーロ(約8400万円) 所属クラブ:FC町田ゼルビア 2024リーグ戦成績:4試合1得点0アシスト FC町田ゼルビアの平河悠は、市場価値を急激に高めている選手だ。2022年10月時点は市場価値がついていなかったが、2023シーズンにJ2で活躍し、最新のものは60万ユーロ(約8400万円)となっている。 高校時代はそれほど有名な選手ではなかった平河は、山梨学院大学在学中の2021年に特別指定選手となり、町田でのプレーを始めた。2022シーズンにリーグ戦16試合に出場すると、町田がJ2で優勝した2023シーズンは35試合に出場して6得点を挙げて、J1昇格に貢献している。 J1初挑戦となる今季、平河は開幕から4試合続けてフル出場中で、第3節の鹿島アントラーズ戦でJ1初得点を記録した。最大の武器であるサイドからの突破力がJ1でも通用することを証明中だ。 U-23日本代表は、左ウイングのポジション争いが熾烈になっている。平河の成長速度が、チーム内の競争をさらに加速させるかもしれない。
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