婚約者と物件探し中、「ユニットバスは苦手」と言われました。家賃も安くなるし、掃除次第でいくらでも清潔に保てると思うのですが…。
パートナーと意見が合わず揉めるケースは少なくありません。婚約者と物件探しをしているときに、自分がユニットバス付き物件に魅力を感じていても、パートナーが衛生面などの理由で避けたいと考えている状況ではどうするべきなのかでしょうか。 ここではユニットバス付き物件で同棲を検討している人に知っておいてもらいたい、家賃のメリットや衛生面を含めてパートナーとすり合わせるべき3つのポイントを解説します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
ユニットバスは洗い場がない&体を洗ってから湯を張る手間がある
本来ユニットバスは壁や浴槽などのパーツがセットで製造されている浴室を指します。しかし、ユニットバスといえば、トイレがセットになっている浴室を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。そこで、今回は後者のトイレがセットになった浴室をユニットバスとして扱い説明していきます。 大手賃貸紹介サイトを見てみると、同じ最寄り駅、同じ広さの部屋でも、ユニットバスの方が、バス・トイレ別よりも数千円~1万円ほど安くなっているケースが多いです。このことから、家賃を低くしたい場合、ユニットバスは有効な一手となるでしょう。 トイレと浴室がセットになっていると洗い場がなく、浴槽で体を洗ってから湯を張り浸かる必要があります。体格の良い人だと洗いにくく、使いにくさを感じるかもしれません。また、体を洗ってから湯に浸かろうとすると、1人が入る度に湯を流す手間が出てくるため、あまり現実的ではないでしょう。 特にパートナーが衛生面を気にしているなら、1人が使う度に浴槽を洗わなければならないなど手間と労力がかかります。シャワー浴が多いのか、湯を張って浸かる頻度が高いのかは、事前にすり合わせておきたいところです。もしもパートナーが、お湯に浸かる入浴を楽しみにしているなら、浴室とトイレが分かれている物件をおすすめします。
トイレを使う度に気をつかう必要がある
ユニットバスの物件であっても、1人暮らしの場合は好きな時にトイレや浴槽を使用することができます。しかし、同棲する場合は、パートナーのタイミング次第で使えない時間帯が出てくるでしょう。パートナーの入浴中はトイレを使用しにくくなるので、互いにタイミングを見計らって入浴やトイレを済ませる必要があります。 たとえ入浴中のトイレが気にならない場合であっても、身についた習慣からトラブルに発展してしまうケースも少なくありません。パートナーが入浴中にもかからずトイレの使用後に電気を消してしまうといったトラブルが何度も続けば、2人の関係性に大きな影を落としてしまう恐れもあるでしょう。 ユニットバスにして賃料を抑えるのか、浴室とトイレを分けて心に余裕を持たせるのかは事前にすり合わせておくことが大切です。