アイドルがファンに物乞い…Amazon「ほしい物リスト」公開に賛否。「生活感と欲が丸見えで興ざめ」の声も
元メロン記念日の大谷雅恵さんがInstagramでAmazonの「ほしい物リスト」を公開して物議を醸した。大谷さんは昨年、テレビに出演した際に自己破産&生活保護を受給していたことを告白して話題を呼んだ。 Amazonの「ほしい物リスト」は、自分が欲しい商品を登録しておくことで、それを見た他のユーザーがプレゼントできる仕組み。相手にこちらの住所や電話番号などの個人情報がバレないことから、利用しているアイドルやグラドルも多い。 とはいえ、大谷さんは大手ハロプロ(ハロー!プロジェクト)出身だけに、ショックを受けたファンもいたのだろう。 実際、推し活をしている人たちは、推しがAmazonの「ほしい物リスト」を公開することに対して、どのような気持ちでいるのか。今回は、アリ派とナシ派のそれぞれの本音を聞いてみた。
「じゅうぶんに推しを推せない償いの気持ちを“欲しリス”で解消」
「ぜんぜんアリ派」の大川憲昭さん(42歳・仮名)。彼には推しているグラビアアイドルがいて、Amazonの「ほしい物リスト」から「ちょくちょくプレゼントしています」と話す。 「僕は既婚者だし、子持ちなので、推しさんのイベントにはぜんぶ行けるわけではない。だから、“欲しリス”は重宝しています」 例えば、DVDの発売イベントがあれば、もちろんイベント券付きのDVDを購入するが、家族の都合でイベントには行けないことも多いようだ。 「だいたい日曜日とかなので、子どもの習い事や家族サービスに追われちゃって。家族には推し活をしていることは内緒です(笑)。イベント券を買っても行かないと意味がないので、友人にお礼を渡して代行を頼んだりしています。『大川の代わりに来ました!』って」 じゅうぶんに推しを推せない償いの気持ちを解消できるのが、Amazonの「ほしい物リスト」なのだという。 「僕が行けなくてごめんっていう意味で、勝手にその償いで貢いでるだけですが。でもイベントや撮影会に差し入れやプレゼントを持って行っても、他の人と被ったり、持って帰れなくて送料がかかったりとか、逆に負担をかけてしまったりするかもしれない。だから、欲しリスを設定してくれていると、彼女が『本当に欲しい物』が彼女の家に届くのでいちばん効率的なんです」