アイドルがファンに物乞い…Amazon「ほしい物リスト」公開に賛否。「生活感と欲が丸見えで興ざめ」の声も
「男性はプレゼントのセンスがないので“欲しリス”はありがたい」
大川さんは、推しのグラドルがAmazonの「ほしい物リスト」を公開するまでは「けっこう間違ったプレゼントばかりしていたかも」と苦笑する。 「彼女が好きといってたブランドの服やコスメを勝手に僕好みで選んでいたんですが、欲しリスに載っているものと見比べたら、ズレている感じがしました。あとは、一人暮らしなのに、有名なケーキ屋だからと6個もケーキを差し入れしたり。男性は、というか僕は、あまりプレゼントのセンスがないので“欲しリス”はありがたい」 ただ、少しだけ心配なところもあるようだ。 「彼女は高価な商品を多く載せていて、ファンの中にはよく思わない人もいるんですよね。『こんな高い物を載せるなんて非常識だ!』『金銭感覚がおかしいんじゃないのか!』みたいな。といっても1万円前後なんですけどね。まぁ、そういう人もいるので、金額を考えて欲しいかなっていうのはありますね」
「要するに“物乞い”でしょう?」「見ているこちらが恥ずかしい」
一方、「ナシ派」の田中幸助さん(48歳・仮名)はこう主張する。 「あれって、要するに“物乞い”でしょう? みっともない、見ているこちらが恥ずかしいですよ!」 最近よくライブに行っていた地下アイドルの子がAmazonで「欲しいものリスト」を公開した瞬間に「ブロックしました」と話す。田中さんはそれどころか、ブロックしたアイドルの運営に「なぜ彼女に公開させたのか」と問い詰めたようだ……。 「運営からは、『地方であまりライブに来れないファンや、欲しい物が何かよくわからないファンからリストを公開して欲しいという要望が多い』との回答がありました。俺はね、だから地下アイドルを抜けれないんだよ!って喝を入れてやりました」 田中さんの持論としては、大手のアイドルグループはAmazonの「欲しいものリスト」なんて公開していないので、ファンが身近に感じすぎてしまうことで、絶対に“地上”には行けなくなる……とのこと。 「地方だからライブに来られないじゃなくて来させなきゃダメ。プレゼントを送っただけでファン面されたら我々のような現場に行ってるオタクの面目が丸潰れだよ」