プラカードの校名揮毫 埼玉県立滑川総合高校の書道部員 /群馬
<センバツ高校野球> 埼玉県立滑川総合高校(同県滑川町)の書道部員が、3月19日に阪神甲子園球場で開幕する第92回選抜高校野球大会の開会式で使われるプラカードの校名を揮毫(きごう)した。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 開会式の入場行進で使われるプラカードの揮毫は、「書の甲子園」の愛称で知られている「第28回国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)で地区優勝した全国11校が分担する。北関東地区で優勝した滑川総合は、健大高崎と桐生第一、花咲徳栄(埼玉)の計3校を担当した。2月上旬から100枚ほどの半紙を使って練習を重ね、いずれも力強い作品を仕上げた。 健大高崎を担当した1年の斎藤朱里(あかり)さん(16)は「最後の最後まで力を出し切った試合をしてほしいという気持ちを込めました」と話した。 桐生第一を担当した2年の高城美月さん(17)は「力強い線を書くよう心がけ、このプラカードで格好良く入場行進できるよう心を込めた」と語った。 花咲徳栄を担当した2年の佐藤桃夏さん(17)は「埼玉県の代表として、力を振り絞って戦う姿を見せてほしい」と選手たちにエールを送った。【仲村隆】