パリオリンピック2024で注目を集めた、選手たちの芸術的なタトゥー!「大会前にタトゥーを入れない方がいい」という迷信とは?
迷信
フランスのオリンピック金メダリスト、レオン・マルシャンのようにタトゥーの誘惑に屈していない選手もいるが、それはおそらく慎重な態度からかもしれない。体操の個人戦で金メダルを獲得する数時間前、シモーヌ・バイルズは2024年のパリ五輪後に新しいタトゥーを入れる可能性について言及した。「すでに五輪は入れているけれど、パリに敬意を表して何か入れるかもしれない。ただ、まだ確かなことは言えない」と、8月3日(土)にTikTokに投稿した動画でファンに語っていた。「確かに、この決定を早急に下さないほうが良いでしょう。トップレベルのスポーツの世界では、選手がオリンピック出場後にタトゥーを入れるのが一般的であり、オリンピック参加前にタトゥーを入れることは避けるべきだという迷信があります。思い切ってタトゥーを入れたものの、その後ケガをしたり、体調を崩したりした選手たちの間では、恐ろしい話が伝えられています。アメリカの射撃選手メアリー・タッカーは、『自分が知っている限り、オリンピックに出場する前にタトゥーを入れてしまい、その後、何らかの理由でオリンピックを逃してしまったアスリートが少なくとも4人いる』と語っています」と、アメリカの新聞『USAトゥディ』は報じている。タトゥーを入れるか決めかねている選手たちが、勝利を記念してタトゥーを入れるかどうかは公式閉会式で知ることになるだろう。
text: Victoria Hidoussi (madame.lefigaro.fr)