ノロウイルス注意報、岐阜県内で感染性胃腸炎増加 手洗いや加熱徹底を
岐阜県と岐阜市は28日、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎の患者報告数が増えているとして、ノロウイルス食中毒注意報を発表した。制度ができた2014年以降11年連続。発表期間は来年3月31日まで。 18~24日までの1週間に県内53の定点医療機関から報告された感染性胃腸炎の患者は1医療機関当たり2・85人と前週比1・18倍となり、2週連続で基準の1・1倍を超えた。 県生活衛生課の担当者は「食事前やトイレの後には、せっけんを使った流水での手洗いを徹底してほしい」と呼びかける。食品の十分な加熱、調理者の体調管理の徹底、調理器具の十分な洗浄を求めている。
岐阜新聞社