「S&P500」から過小評価の50銘柄に厳選投資、「S&P500アクティブ」の魅力
2004年に当戦略「Valuation50戦略」の運用を開始すると、長期で良好な運用実績を積み上げ、2023年には当社の仲介により日本の機関投資家から運用を受託しました。そしてこの度、日本の個人投資家向けの公募投信の設定にいたりました。
――「S&P500アクティブ」の使い方について提案は?
中長期で「S&P500」をアウトパフォームする力があるということが一番大きい魅力になると思います。「S&P500」は米国株式市場の時価総額の80%以上をカバーし、長期にわたって右肩上がりを続けている非常に優れた株価指数といえます。その「S&P500」をベンチマークにしながら、中長期でパフォーマンスがベンチマークを次第に上回ることが期待できるというのは、これまでありそうでなかった商品です。そのため、インデックスファンドの次の選択肢として、今お持ちの投資信託の代替や追加で購入する候補としてご検討いただけると思います。
また、過去3年間程度のパフォーマンスは「マグニフィセント・セブン(マイクロソフト、エヌビディア、アップル、アマゾン・ドット・コム、メタ・プラットフォームズ、アルファベット、テスラ)」など、一部の大型ハイテク銘柄に市場の関心が集中する傾向が強くありました。現在、「S&P500」やオール・カントリーのインデックスファンドのなかで、こうした銘柄が占める比率も高まっています。
これまでも一部の銘柄に物色が集中することがありましたが、その後、徐々に集中物色された銘柄以外に物色範囲が広がることになり、集中と拡散を繰り返しています。この集中から拡散に移行する間は、指数が軟調になりやすく、今回のように大型株に極端な集中物色があった後は、その調整も大きくなるのではないかと考えられます。
このような環境では、当ファンドで着目するような企業の実力よりも過小評価されている株価の戻りが期待できます。そのため、当ファンドが「S&P500」をアウトパフォームする可能性が高いタイミングと考えています。
また、米国株式を対象としたアクティブファンドであるにもかかわらず、当ファンドは信託報酬を年0.99%(税込み)に抑えました。現在のアクティブファンドの平均は1.66%(2024年8月末時点、「国際株式・北米・為替ヘッジなし」カテゴリー、ウエルスアドバイザー調べ)ですから、コストの点でも競争力があると思います。ぜひ、中長期の資産形成に「S&P500アクティブ」のご活用をご検討ください。
ウエルスアドバイザー