石川祐希、高橋藍、西田有志、宮浦健人、甲斐優斗ら12人 52年ぶりメダルへ、世界ランク2位のバレーボール男子日本代表がパリ五輪メンバー発表
日本バレーボール協会は24日、パリ五輪の男子日本代表を発表した。 主将の石川祐希(ペルージャ)や高橋藍(サントリー)西田有志(大阪ブルテオン)らが順当にメンバー入り。開催中の国際大会「ネーションズリーグ」の22日フランス戦では19得点、23日の米国戦でサービスエース3連発などを含め18得点と勝利に導き、日本の世界ランキング2位浮上に貢献した宮浦健人(ジェイテクト)=熊本県荒尾市出身、米国戦で16得点をマークした甲斐優斗(専大)=宮崎県延岡市出身=はいずれも初の五輪代表に選ばれた。 ■順当選出、宮浦らは初五輪【メンバー一覧】 昨年はネーションズリーグで3位と躍進した日本は同年秋に東京で開催された五輪予選で、2008年北京大会以来となる自力での切符を獲得。今年の同リーグでも決勝大会への進出を決めており、2年連続の上位進出でパリ五輪に弾みをつけている。自国開催だった2021年東京五輪に続く2大会連続の大舞台では、金を獲得した1972年ミュンヘン大会以来のメダルを目指す。 ◆バレーボールパリ五輪男子日本代表 背 位置 選手名 (所属) 身 長 1OP西田 有志(大阪ブルテオン)186 2MB小野寺太志(サントリー) 202 3S 深津 旭弘(東京GB) 183 4OP宮浦 健人(ジェイテクト) 190 5OH大塚 達宣(大阪ブルテオン)194 6MB山内 晶大(大阪ブルテオン)204 8S 関田 誠大(ジェイテクト) 175 10MB高橋健太郎(日本協会) 202 12OH高橋 藍(サントリー) 188 14OH石川 祐希(ペルージャ) 192 15OH甲斐 優斗(専大) 200 20L 山本 智大(大阪ブルテオン)171 【注】位置のSはセッター、OHはアウトサイドヒッター、OPはオポジット、MBはミドルブロッカー、Lはリベロ。かっこ後の数字は身長 ◆男子日本代表の五輪全成績 開催年 成績 開催地 1964年 銅 東 京 1968年 銀 メキシコ 1972年 金 ミュンヘン 1976年 4位 モントリオール 1980年 ― モスクワ 1984年 7位 ロサンゼルス 1988年 10位 ソウル 1992年 6位 バルセロナ 1996年 ― アトランタ 2000年 ― シドニー 2004年 ― アテネ 2008年 11位 北京 2012年 ― ロンドン 2016年 ― リオデジャネイロ 2021年 7位 東京 2024年 ? パリ
西日本新聞社