セリーヌ・ディオン、難病との闘いを通して希望の重要性を説く
セリーヌ・ディオンが、スティッフパーソン症候群との闘病生活の中で「希望」の重要性を見出したという。筋肉に影響を及ぼす神経障害の同病気と診断され、2022年にスポットライトから遠ざかるも今年のパリ・オリンピック開会式でライブパフォーマンスを披露していたセリーヌは、ステージに立ちたい思いを明かしていた。 【写真】セリーヌ・ディオン、パリ五輪開会式でオートクチュールドレスを着用 がんの研究・治療プログラムのシティ・オブ・ホープが主催する「2024スピリット・オブ・ライフ・ガラ」に出席したセリーヌは、AEGプレゼンツのジェイ・マルシアーノCEOにスピリット・オブ・ライフ賞を授与する役割を務めていた。 ピープル誌によると、スタンディングオベーションを受けたセリーヌはロサンゼルスのシュライン・オーディトリアムに集まった観衆に向かってこう話していたという。「あの塔(パリのエッフェル塔)に上って以来、ステージに立つのは初めてです。恋しい気分です。シティ・オブ・ホープ(希望の都市)はとても素敵な名前です。新たな治療法に繋がる重要な研究のみならず、それ以上のことを彼らはやっています。人生で最も困難な時期に最も必要としている人々にケアを提供する、とても重要なことです。 最も貴重なこと、それは希望を与えるということです。それがどれほど大切な事かを私は知っています。家族、喜び、愛に満ちた人生の中、私たちは信仰と強さに関する過酷な試練に遭遇することがあります。このような経験を通過した多くの人々にとって、今夜この会場で皆さんと一緒になり希望という素晴らしい贈り物を広めるため尽力することは何て嬉しいことでしょう」 地域社会や職業への貢献を示すリーダーを称えるスピリット・オブ・ライフ賞を受賞したジェイについてセリーヌは「あなたは寛大な精神、優しさ、人間性への理解を示してきました」と称えた。