〔NY外為〕円、152円台前半(24日朝)
【ニューヨーク時事】24日午前のニューヨーク外国為替市場では、円買い・ドル売りが優勢となった海外市場の流れを引き継ぎ、円相場は1ドル=152円台前半に上昇している。午前9時現在は152円00~10銭と、前日午後5時(152円71~81銭)比71銭の円高・ドル安。 米長期金利の低下を眺めて、円買い・ドル売りの流れが先行した海外市場の流れが、ニューヨーク市場入りしてからも継続している。 米労働省が朝方発表した新規失業保険申請は、19日までの1週間で前週比1万5000件減の22万7000件と、2週連続の改善となった。市場予想(24万2000件=ロイター通信調べ)も下回った。労働市場の底堅さを示唆する内容を受け、発表直後に円は上げ幅を縮小する場面もあった。 市場は、S&Pグローバルがこの後発表する10月の米製造業・サービス業購買担当者景況指数(PMI)速報値にも関心を寄せている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0795~0805ドル(前日午後5時は1.0777~0787ドル)、対円では同164円15~25銭(同164円67~77銭)と、52銭の円高・ユーロ安。