“台湾の妖精”ワン・チンロンが元“最強キャバ嬢”Melty輝に判定勝ち。日本での初勝利に日本語で感謝の言葉【RISE179】
「RISE179」(6月30日、東京・後楽園ホール)で行われた女子のミニフライ級の一戦で元“最強キャバ嬢”Melty輝(team AKATSUKI)と“台湾の妖精”ワン・チンロン(TKBA/PUNCHUP)が対戦し、チンロンが3-0の判定で勝利を収めた。 チンロンはRISEには2回目の参戦。前回はRISE QUEENミニフライ級(-49kg)王者の小林愛理奈にKO負けを喫している。日本にはこれまで2018年にKrushに参戦し壽美と、2023年にはKNOCK OUTに参戦しぱんちゃん璃奈と対戦もいずれも判定負け。今回、日本での初勝利を挙げた。 2人は前日会見で互いの印象を問われた際にチンロンが「シリコン顔」とクールに指摘するとMeltyは動じることなく「整形に1000万円かけた」と告白するなどし、会見を盛り上げていた。
1R、いきなり打撃戦を展開の2人。Meltyは右ロー、チンロンは前蹴りからともにパンチにつなげる。チンロンはワンツー、そしてバックブロー。Meltyは重い右ロー。チンロンは右ストレート。Meltyが一気にパンチで前に出るとチンロンはクリンチ。チンロンの右ストレートでMeltyの左目付近が赤くはれる。Meltyは手数で勝る。 2R、Meltyは右ロー、チンロンがパンチを返す。Meltyは連打で前に。チンロンも打ち返すがMeltyの圧が強い。Meltyのパンチにカウンターで右ストレートのチンロン。Meltyにカウンターでワンツーを合わせるチンロン。Meltyの圧が弱まり、チンロンがワンツーで前に出る。終盤、また前に出るMeltyだがチンロンが的確にパンチを当てていく。
3R、いきなりラッシュのMelty。チンロンは足を使って回るが被弾する場面も。Meltyのミドルに右ストレートのチンロン。前に出るMeltyにカウンターの右ストレートのチンロン。それでも前に出てパンチのMelty。チンロンが右ストレートを立て続けにヒット。Meltyは鼻血を流す。それでも前に出るMelty。チンロンはクリンチで止めてヒザ。終了間際にチンロンが右ストレート。 判定は28-29、28-30、27-30でチンロンが日本での初勝利を挙げた。 会場からの「チンロン!」の声援に笑顔で手を振り応えたチンロン。最後は日本語で「ありがとうございました」と叫びながら四方に頭を下げて感謝の気持ちを表した。
【関連記事】
- “台湾の妖精”ワン・チンロンが元“最強キャバ嬢”Melty輝に判定勝ち。日本での初勝利に日本語で感謝の言葉【RISE179】
- 元“最強キャバ嬢”Melty輝が伊藤隆代表に前代未聞の公開“色恋営業”。対戦相手の「シリコン顔」の指摘には「整形、1000万してます」【RISE179】
- 志朗が「ラスト後楽園のつもりで試合をする。RISE王者の強さを見せつけないといけないと思っている」とKO勝利を自らに義務付け【RISE179】
- ペットパノムルンとの3度目の対戦に「俺は最後だと思っている」と不退転の決意で臨む原口健飛「ぼこぼこ作戦。とにかく殴り続ける」【RISE】
- 山口裕人を破った伊藤澄哉がYA-MANの持つ王座への挑戦をアピール「YA-MANはいつまで冬眠させるんですか?」【RISE】