吉岡里帆さん『人の目を気にしすぎないことを意識しています』|CLASSY.
『自分としては、「助け合える結婚」が理想です』
周りでは結婚する人たちが増えてきました。私は結婚を経験していないので、偉そうなことは言えないのですが、友人たちの結婚生活を目の当たりにして、助け合っている人たちが羨ましく見えることはあります。どちらも仕事が好きで働き続けることを認めた上で、一緒に頑張っていこう、というスタイルの夫婦はとても素敵に映るし、「大変なこともあるけど、楽しくやってるよ!」と聞くと希望も感じます。一方で、夫をサポートするために仕事をきっぱりやめた友人もいて、その選択もカッコいい。あんなにバリキャリだったコが、そこまで思える相手と出会えるってすごくいいなって。先日もその友人の家に遊びに行きましたが、女性としても魅力的だし、人間レベルも高いなって強く感じました。自分の仕事で精一杯の私よりも、一皮も二皮も剥けて成熟しているな、と。今の時代、結婚のスタイルも多様化していますが、自分としては、やっぱりお互い助け合える結婚が理想ですね。 『頑張っている実感があるから、自分の選択に自信が持てる』 11月29日公開の映画『正体』では、逃走中の死刑囚・鏑木慶一(演・横浜流星)の無実を信じ続ける安藤沙耶香を演じます。彼女は、自分が一度信じた相手には最後まで向き合って、信じ抜く性格の持ち主。沙耶香の精神的な部分は、自分と似ているかもしれない、と思いながら役に向き合っていました。自分を信じられる自分でいるためには、絶対的な自信が必要だと思っています。でも自信って一瞬で培われるものではないから、日々積み重ねる中で、腰が重たくなりがちな物事こそ、早く片付ける癖を心掛けています。例えば、帰宅したらメイクを落とす、みたいなこともそうで。なんでやらなかったんだろうってストレスになるようなことを後回しにしない。そういう小さい後悔をしないように、できるだけ面倒くさがらずに、やるべきことをやるマインドを大事に。自分に自信を持つ方法って、それしかない。「私、あのとき頑張ったし!」って思いたいし、そんな自分が選ぶものならどんな選択も「きっとこれがベストだろう」と納得できる気がしています。 【衣装クレジット】カーディガン¥878,900シャツ¥281,600タイ¥70,400パンツ¥293,700ブーツ¥394,900(すべてブルネロ クチネリ/ブルネロ クチネリ ジャパン)