【ウインターカップ】夏8強の鳥取城北が快勝で2回戦へ、大黒柱アズカが18得点、16リバウンド[高校バスケ]
鳥取城北が盤石の戦いで勝利
12月24日、「SoftBank ウインターカップ2024令和6年度 第77回全国高等学校選手権大会」男子1回戦で、鳥取城北(鳥取①)と黒沢尻工(岩手)が対戦。後半は黒沢尻工も本来の力を見せたが、前半で大量リードを奪った鳥取城北が87-47で勝利。2回戦に駒を進めた。 【写真】鳥取城北対黒沢尻工フォトギャラリー(13点)をチェック インターハイベスト8の鳥取城北は、今大会屈指の留学生と言われるNo.28ハロルド・アズカがリバウンドから得点を奪い、7-0というスタートを切った。そのNo.28アズカに対して2枚、3枚と付いて対抗しようとする黒沢尻工は素早いパス回しからNo.27深澤礼恩のシュート、No.6佐藤翔真の3Pシュートと得点。ズレを作って攻めるが、リバウンドが奪えず。セカンドチャンスを作れない。No.8新谷勇晴が2本の3Pシュートを射抜いた鳥取城北がじりじりとリードを広げ、31-8として1Qを終えた。 黒沢尻工は、ハンドラーのNo.6佐藤がピックを使ってズレを作ってシュート。もしくはパスをして得点を狙っていく。なかなかペイントにアタックできず、アウトサイド中心の攻撃になるが、No.6佐藤、No.11平藤潤星が3Pシュートを決めてみせた。クォーター終盤には速い展開からNo.12梅木翼がレイアップを決める良いシーンもあったが、コンスタントに得点していった鳥取城北の56-18でハーフタイムを迎えた。 後半に入っても鳥取城北は攻撃の手を緩めず。No.28アズカに代わって入る210cmのNo.00サンダグドルジ・サンジェーも黒沢尻工を苦しめる。それでも黒沢尻工、速攻からNo.27深澤、No.36菅原琥太郎、No.6佐藤らがレイアップを決めていくと、No.12梅木翼がトリッキーなムーブから得点、No.9藤原琥太郎もプルアップ3Pを決めるなどで、このクォーターは16-19と接戦を演じてみせた。 この3Qが勢いにつながったか、4Qは開始から黒沢尻工が流れを掴む。No.36菅原、No.6 佐藤の3Pシュート、No.52千葉の3ポイントプレーなどで、ベンチメンバーが多く出場する鳥取城北に対して優位に試合を運び、4Qは13-12。後半は29-31とほぼ互角のスコアとなったが、前半にリードを作った鳥取城北が87-47で勝利した。 鳥取城北はNo.28アズカが17分半の出場時間で18得点、16リバウンドのダブルダブルをマーク。さらにNo.8新谷が15得点、No.14新美鯉星が12得点、No.9田中碧月が10得点と4人が2桁得点をマーク。黒沢尻工はNo.6佐藤が15得点、No.36菅原が13得点を記録した。